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　外為市場では良好な米国の1月耐久財受注を好感したドル買いが強まった。ドル・円は112円40銭から112円73銭まで上昇し、23日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.1037ドルから1.1005ドルへ下落した。


　米商務省が発表した1月耐久財受注は前月比+4.9％と、市場予想+2.9％を上回り3か月ぶりのプラスに改善。昨年3月来で最大の伸びとなった。また、12月分も-5.0％から-4.6％へ上方修正された。さらに、変動の激しい輸送機を除く米1月耐久財受注も前月比+1.8％と市場予想+0.3％を上回り、3か月ぶりのプラスで2014年6月以降で最大の伸びを記録。


　同時刻に米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1万件増の27.2万件と、市場予想27.0万件も上回った。失業保険継続受給者数は225.3万人と予想通り前回の227.2万人から減少した。

【経済指標】
・米・1月耐久財受注：前月比+4.9％（予想：+2.9％、12月：-4.6％←-5.0％）
・米・1月耐久財受注(輸送機除く)：前月比+1.8％（予想：+0.3％、12月：-0.7％←-1.0％）
・米・先週分新規失業保険申請件数：27.2万件（予想：27.0万件、前回：26.2万件）
・米・失業保険継続受給者数：225.3万人（予想：225.3万人、前回：227.2万人←227.3万人）




＜KK＞