NY金先物週間見通し:もみあいか、2月の米雇用統計内容が手掛かり材料に
[16/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY金先物
安値:1,202.50ドル
高値:1,254.30ドル
終値:1,220.40ドル
前週末比(騰落率):-0.84%
■弱含み、米経済指標の改善などが嫌気される
NY金先物は弱含み。26日発表の米10-12月期国内総生産改定値が上方修正され、1月PCE価格コア指数(インフレ指標)も予想を上回る上昇となった。年内追加利上げ観測が再浮上し、投資家の売りが優勢となった。米ドル高・ユーロ安の相場展開も金先物の上昇を抑える一因となったようだ。
■もみあいか、2月の米雇用統計内容が手掛かり材料に
想定レンジ:1,200.00〜1,250.00ドル
NY金先物はもみあいか。米早期利上げに対する懐疑的な見方は残されているが、3月4日に発表される2月米雇用統計で雇用情勢の改善が確認された場合、今年前半における利上げ期待が高まり、金先物は伸び悩む可能性がある。ユーロ安・米ドル高の継続は金先物の反発を阻む一因となる。
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