NY株式:ダウは18ドル高、金融減益決算と経済指標受けもみ合い
[16/04/15]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
14日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は18.15ドル高の17926.43、ナスダックは1.53ポイント安の4945.89で取引を終了した。金融大手が相次ぎ減益決算となる中で、週間新規失業保険申請件数が予想より減少するなど、朝方からもみ合う展開となった。3月消費者物価指数が予想に届かず、利上げへの警戒感が縮小したことで上昇したが、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、銀行や運輸が上昇する一方で不動産や食品・飲料・タバコが下落した。
大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や資産運用のブラックロック(BLK)は軟調決算が嫌気され、発表直後に下落したものの、上昇に転じている。航空会社のデルタ航空(DAL)は決算内容が好感され、堅調推移。半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は会計慣行に不正が無かったことを発表し、大幅上昇となった。一方で、飲料メーカーのペプシコ(PEP)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は売上見通しを引き下げ20%を越す急落となった。
石油サービスのハリバートン(HAL)と同業ベーカー・ヒューズは、両社の合併に関する当局の差し止めに対抗するため、70億ドル相当の資産売却を目指してプライベート・エクイティ(PE)と協議を行っている。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や資産運用のブラックロック(BLK)は軟調決算が嫌気され、発表直後に下落したものの、上昇に転じている。航空会社のデルタ航空(DAL)は決算内容が好感され、堅調推移。半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は会計慣行に不正が無かったことを発表し、大幅上昇となった。一方で、飲料メーカーのペプシコ(PEP)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は売上見通しを引き下げ20%を越す急落となった。
石油サービスのハリバートン(HAL)と同業ベーカー・ヒューズは、両社の合併に関する当局の差し止めに対抗するため、70億ドル相当の資産売却を目指してプライベート・エクイティ(PE)と協議を行っている。
Horiko Capital Management LLC
<TM>