米国株見通し:原油相場を注視、決算見極め上値追いには慎重
[16/04/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
『米株式市場』
19日の米国市場はまちまち。クウェートで石油労働者のストライキが発生し、原油相場が上昇した流れを受けてアジア・欧州株が概ね全面高、米国株にも買いが広がった。しかし、昨夕の軟調決算を受けてハイテク株に売りが広がるなど、午後にかけて上げ幅を縮小し、上値の重い展開となった。ダウ平均は49.44ドル高の18053.60、ナスダックは19.69ポイント安の4940.33。
グローベックスの米株先物は小動きだが、欧州市場についても高安まちまちで方向感が掴みづらい状況である。原油相場についてはクウェートで石油労働者のストライキが3日目に突入し生産量がおよそ半減したことが一因であった。このストは日本時間20日早朝に終了したと伝えられており、材料視しづらいところではある。
また前日には、インテルが時間で上昇する半面、アップルはアナリストの慎重見通しを受けて下落している。決算を見極めたいとのムードも高まりやすく、積極的な上値追いには慎重になりやすい。本日はコカ・コーラ、USバンコープ、アメックス、クアルコムの決算が予定されている。その他、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、中古住宅販売件数(3月)など住宅関連の指標の発表が予定されている。
+B15+B14+B+B1
<TY>
19日の米国市場はまちまち。クウェートで石油労働者のストライキが発生し、原油相場が上昇した流れを受けてアジア・欧州株が概ね全面高、米国株にも買いが広がった。しかし、昨夕の軟調決算を受けてハイテク株に売りが広がるなど、午後にかけて上げ幅を縮小し、上値の重い展開となった。ダウ平均は49.44ドル高の18053.60、ナスダックは19.69ポイント安の4940.33。
グローベックスの米株先物は小動きだが、欧州市場についても高安まちまちで方向感が掴みづらい状況である。原油相場についてはクウェートで石油労働者のストライキが3日目に突入し生産量がおよそ半減したことが一因であった。このストは日本時間20日早朝に終了したと伝えられており、材料視しづらいところではある。
また前日には、インテルが時間で上昇する半面、アップルはアナリストの慎重見通しを受けて下落している。決算を見極めたいとのムードも高まりやすく、積極的な上値追いには慎重になりやすい。本日はコカ・コーラ、USバンコープ、アメックス、クアルコムの決算が予定されている。その他、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、中古住宅販売件数(3月)など住宅関連の指標の発表が予定されている。
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