GW明け後を狙った押し目拾いのスタンス【クロージング】
[16/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の日経平均は続落。86.02円安の17353.28円(出来高概算22億2000万株)で取引を終えた。米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、日本では日銀の金融政策決定会合を控えるなか、先週の大幅上昇に対する利益確定の流れが先行した。その後も円相場が1ドル111円を割り込むなど円高に振れるなか、インデックスに絡んだ売りが断続的に出ており、日経平均の下落幅は一時200円を超える場面もみられた。ただし、17200円処での底堅さが意識されるなか、引けにかけては買い戻しから下げ幅を縮めている。
全体としては日米金融政策を見極めたいとする模様眺めムードのなか、インデックスに絡んだ商いに振らされやすいようである。指値が薄いとみられ、小さなエネルギーでも大きく振らされやすくなる。また、決算発表が本格化しているほか、大型連休を控えていることもあり、いったん利益確定といった流れにも向かいやすいところであろう。
ただし、価格帯別出来高で商いが膨れている16900-17100円のレンジ上限での底堅さが意識されている。上はそれ程膨れていないため、高値から500円程度の調整も経ており、仕切り直しのタイミングではある。レンジ上限を割り込まずに底堅さが意識されるようだと、小さなエネルギーでも戻りは早そうだ。GW明け後を狙った押し目拾いのスタンス。物色は決算のほか、AI、ドローン、ブロックチェーンなどのテーマ株の循環とみておきたい。
<AK>
全体としては日米金融政策を見極めたいとする模様眺めムードのなか、インデックスに絡んだ商いに振らされやすいようである。指値が薄いとみられ、小さなエネルギーでも大きく振らされやすくなる。また、決算発表が本格化しているほか、大型連休を控えていることもあり、いったん利益確定といった流れにも向かいやすいところであろう。
ただし、価格帯別出来高で商いが膨れている16900-17100円のレンジ上限での底堅さが意識されている。上はそれ程膨れていないため、高値から500円程度の調整も経ており、仕切り直しのタイミングではある。レンジ上限を割り込まずに底堅さが意識されるようだと、小さなエネルギーでも戻りは早そうだ。GW明け後を狙った押し目拾いのスタンス。物色は決算のほか、AI、ドローン、ブロックチェーンなどのテーマ株の循環とみておきたい。
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