一部イレギュラー的な価格形成によりGW明けに仕切り直し【クロージング】
[16/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日の日経平均は大幅に下落。624.44円安の16666.05円(出来高概算31億5000万株)で取引を終えた。原油相場の45ドル乗せや、FOMC発表後の米国株式の上昇の流れを受けて、買い先行で始まった。その後は日銀の金融政策決定会合における追加緩和への思惑が高まるなか、日経平均は一時17500円を超える場面もみられた。
しかし、注目された日銀会合で「現状維持」が伝わると、昼休み中に先物市場が急落し為替市場では円高が進行。後場は下げに転じて始まると、その後も失望売りが続き、日経平均は600円を超える下落となった。
日経平均は結局先週の上昇部分を帳消しにした格好である。一気に25日線レベルまで下げてきており、タイミングとしては仕切り直しが意識されやすいところであろう。また、参加者が限られる中での急落によって、ロスカットに伴う需給整理が進んでいると考えられる。値ごろ感が意識されていても、大型連休前でポジションを取る参加者は限られているだろう。イレギュラー的な価格形成になっており、仕切り直しでの対応となろう。
もっとも決算が本格化している中であり、しばらくは個別対応となるほか、伊勢志摩サミットを控え、テーマ株などによる循環物色になりそうだ。
<AK>
しかし、注目された日銀会合で「現状維持」が伝わると、昼休み中に先物市場が急落し為替市場では円高が進行。後場は下げに転じて始まると、その後も失望売りが続き、日経平均は600円を超える下落となった。
日経平均は結局先週の上昇部分を帳消しにした格好である。一気に25日線レベルまで下げてきており、タイミングとしては仕切り直しが意識されやすいところであろう。また、参加者が限られる中での急落によって、ロスカットに伴う需給整理が進んでいると考えられる。値ごろ感が意識されていても、大型連休前でポジションを取る参加者は限られているだろう。イレギュラー的な価格形成になっており、仕切り直しでの対応となろう。
もっとも決算が本格化している中であり、しばらくは個別対応となるほか、伊勢志摩サミットを控え、テーマ株などによる循環物色になりそうだ。
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