5月24日のNY為替・原油概況
[16/05/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円68銭から110円13銭まで上昇し110円00銭前後で引けた。
数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が年2,3回の利上げの可能性に言及したこと、米国の4月新築住宅販売件数が市場予想を上回り8年ぶりの高水準に達したことを受けて早期利上げ観測に伴うドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1176ドルから1.1140ドルへ下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)が公表した金融安定報告の中で、金融安定リスクの上昇や成長の鈍化が指摘されたことを嫌気したユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は122円44銭へ下落後、122円73銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.4586ドルから1.4642ドルへ上昇。英中銀のカーニー総裁は英下院の財政委員会での証言で、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の結果にかかわらず「次の政策行動は利上げだ」と主張したため利上げ観測を受けたポンド買いが強まった。また、世論調査で英国のEU残留支持が離脱支持を上回ったこともポンド買いに繋がった。
ドル・スイスは、0.9913フランから0.9938フランへ上昇した。
[経済指標]・米・4月新築住宅販売件数:61.9万戸(予想:52.3万戸、3月:53.1万戸←51.1万戸)・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:-1(予想:8、4月:14)
<KY>
数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が年2,3回の利上げの可能性に言及したこと、米国の4月新築住宅販売件数が市場予想を上回り8年ぶりの高水準に達したことを受けて早期利上げ観測に伴うドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1176ドルから1.1140ドルへ下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)が公表した金融安定報告の中で、金融安定リスクの上昇や成長の鈍化が指摘されたことを嫌気したユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は122円44銭へ下落後、122円73銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.4586ドルから1.4642ドルへ上昇。英中銀のカーニー総裁は英下院の財政委員会での証言で、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の結果にかかわらず「次の政策行動は利上げだ」と主張したため利上げ観測を受けたポンド買いが強まった。また、世論調査で英国のEU残留支持が離脱支持を上回ったこともポンド買いに繋がった。
ドル・スイスは、0.9913フランから0.9938フランへ上昇した。
[経済指標]・米・4月新築住宅販売件数:61.9万戸(予想:52.3万戸、3月:53.1万戸←51.1万戸)・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:-1(予想:8、4月:14)
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