【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ぶせな氏:イギリス国民投票の戦略とミセスワタナベ
[16/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ぶせな氏(ブログ「FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2016年6月19日22時に執筆
英国がEUを離脱するかどうかを問う国民投票が、6月23日に行われます。
私が日常的にトレードする通貨ペアに、ポンド/円とポンド/ドルがあります。離脱でも残留でも、一番値動きが激しくなる事が予想される通貨ペアですね。当日はスプレッドと値動き次第でトレードするかどうか決めますが、どちらかというと静観する方針です。
ポンド円は、直近1年で5,000pipsも下落しています。5,000pips下落してきた1年で利益を出し、リスクが急増する投票日当日はリスクを取らない。そして、残留か離脱かの結果が出たら、またトレードを手掛けて今まで通りの利益を残せばいい、このような長期的目線のフローで、あえてこの1日でリスクを取る事は避けたいと考えています。
ところで、日本の個人投資家を意味する「ミセスワタナベ」が、ポンド円の買いポジションを増やしています。くりっく365では、買いポジションが売りポジションのなんと約15倍にも膨れ上がっています(6月16日時点)。
1年で5,000pipsも下落していますので、逆張りを得意とするミセスワタナベが、そろそろ上昇するだろうという理由で、買い建てている点があるでしょう。
また、EUを離脱することは無いだろうと、イチかバチかの賭けをしているポジションも多いようです。
結果がEUへの残留で、思った通りにポンド円が急騰すれば儲かるでしょう。普段たたき出す事ができない利益を手にする事ができます。しかし、リスクも考えなければならないですね。投票結果が分かる前に買いポジションを持つ事が、期待値の高い行動かどうかです。
受け入れられる範囲内のリスクなら、リターンを求めるその行動が楽しくもあり、FXの醍醐味かもしれませんね。取ったリスクに見合ったリターンが望めるのも確かです。投票前でも、世論調査で残留派が明らか多ければ、上昇トレンドの底から乗れる可能性もあります。
何はともあれ、結果はふたを開けてみなければ分かりません。たった1日のイベントだからこそ、自分が取ろうとする投資行動を考え直してみるのも良いでしょう。
<MT>
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※2016年6月19日22時に執筆
英国がEUを離脱するかどうかを問う国民投票が、6月23日に行われます。
私が日常的にトレードする通貨ペアに、ポンド/円とポンド/ドルがあります。離脱でも残留でも、一番値動きが激しくなる事が予想される通貨ペアですね。当日はスプレッドと値動き次第でトレードするかどうか決めますが、どちらかというと静観する方針です。
ポンド円は、直近1年で5,000pipsも下落しています。5,000pips下落してきた1年で利益を出し、リスクが急増する投票日当日はリスクを取らない。そして、残留か離脱かの結果が出たら、またトレードを手掛けて今まで通りの利益を残せばいい、このような長期的目線のフローで、あえてこの1日でリスクを取る事は避けたいと考えています。
ところで、日本の個人投資家を意味する「ミセスワタナベ」が、ポンド円の買いポジションを増やしています。くりっく365では、買いポジションが売りポジションのなんと約15倍にも膨れ上がっています(6月16日時点)。
1年で5,000pipsも下落していますので、逆張りを得意とするミセスワタナベが、そろそろ上昇するだろうという理由で、買い建てている点があるでしょう。
また、EUを離脱することは無いだろうと、イチかバチかの賭けをしているポジションも多いようです。
結果がEUへの残留で、思った通りにポンド円が急騰すれば儲かるでしょう。普段たたき出す事ができない利益を手にする事ができます。しかし、リスクも考えなければならないですね。投票結果が分かる前に買いポジションを持つ事が、期待値の高い行動かどうかです。
受け入れられる範囲内のリスクなら、リターンを求めるその行動が楽しくもあり、FXの醍醐味かもしれませんね。取ったリスクに見合ったリターンが望めるのも確かです。投票前でも、世論調査で残留派が明らか多ければ、上昇トレンドの底から乗れる可能性もあります。
何はともあれ、結果はふたを開けてみなければ分かりません。たった1日のイベントだからこそ、自分が取ろうとする投資行動を考え直してみるのも良いでしょう。
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