東京為替:ドル乱高下、日銀の政策決定前に思惑
[16/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日午前の東京外為市場では、ドル・円は荒い値動きとなった。日銀の政策発表を控え、追加金融への期待と不安が交錯する展開。ドル・円は、国内勢が月末要因で円買いを進め、103円41銭まで下落した。その後は日銀金融政策決定会合の結果待ち。日銀金融政策決定会合では、大規模な追加緩和策が期待されている。ただ、緩和の内容が小幅にとどまった場合には失望の円高が予想される。
結果待ちのなか、昼近くには大規模な緩和策が打ち出されるとの期待から、104円98銭近くまで値を戻す展開がみられた。日銀の政策発表次第で午後の地合いは変わる可能性があり、予想はしにくい。
ここまで、ドル・円は103円41銭から105円34銭、ユーロ・ドルは1.1074ドルから1.1086ドル、ユーロ・円は114円51銭から116円68銭で推移した。
【要人発言】
・石原経済再生相
「物価安定目標の実現に向け、日銀の最大限の努力を期待」
「CPIの上昇率は鈍化しているが、デフレ脱却に向けた足取りは続いている」
【経済指標】
・6月全国消費者物価コア指数:前年比-0.5%(-0.5%、5月:-0.4%)
・6月失業率:3.1%(3.1%、5月:3.2%)
・6月有効求人倍率:1.37倍(1.37倍、5月:1.36倍)
・6月全世帯家計調査・支出・前年比-2.2%(-2.2%、5月:-1.1%)
・6月鉱工業生産速報値:前月比+1.9%(+1.9%、5月:-2.6%)
<MK>
結果待ちのなか、昼近くには大規模な緩和策が打ち出されるとの期待から、104円98銭近くまで値を戻す展開がみられた。日銀の政策発表次第で午後の地合いは変わる可能性があり、予想はしにくい。
ここまで、ドル・円は103円41銭から105円34銭、ユーロ・ドルは1.1074ドルから1.1086ドル、ユーロ・円は114円51銭から116円68銭で推移した。
【要人発言】
・石原経済再生相
「物価安定目標の実現に向け、日銀の最大限の努力を期待」
「CPIの上昇率は鈍化しているが、デフレ脱却に向けた足取りは続いている」
【経済指標】
・6月全国消費者物価コア指数:前年比-0.5%(-0.5%、5月:-0.4%)
・6月失業率:3.1%(3.1%、5月:3.2%)
・6月有効求人倍率:1.37倍(1.37倍、5月:1.36倍)
・6月全世帯家計調査・支出・前年比-2.2%(-2.2%、5月:-1.1%)
・6月鉱工業生産速報値:前月比+1.9%(+1.9%、5月:-2.6%)
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