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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家虫とり小僧氏:いつまで資産運用(投資)を続けるのか

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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話、ツイッター:@mushitori)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年8月16日21時に執筆

資産運用(投資)の目的は人それぞれだと思います。

では、その資産運用は、いつまで続けるのでしょうか。

それも人それでしょう。・・ただ、私は、死ぬまで続けるつもりです。

手持ちの金融資産がある限り、それをどこにどのようなかたちで置いておくのか、という問題は死ぬまで付きまといます。

資本主義経済の現代日本で生活している以上、経済との関わりは避けられません。当然それは、個人の「お金の置き場」の問題にも繋がります。

つまり、もしも資産「形成」は終わっても、資産「運用」は続けざるを得ないのです。

投資による資産形成で予定どおりに自分の目標金額に達したとしても、そのすべてを預貯金のみで保有することは、集中投資に近いものだと私は解釈しています。

それ以上に大きく殖やすためのアクティブなリスクをとる必要はなくなっても、どのような状態(インフレ・デフレ・円高・円安・不景気・好景気)だろうと、自分の金融資産の価値をそれなりに保全できると思える資産配分を判断して、どこかに置いておかねばなりません(預貯金のみでも立派な資産運用)。

私の場合、長生きしても生活できるだけの資産形成ができたら、リスク資産と無リスク資産の比率を1対1くらいに固定して、必要額をその都度現金化(そのときのリスク資産と無リスク資産の大きいほうを取り崩し)して使うような状態をイメージしています。

実はそれだと、積み立てするのか取り崩すのかが変わるだけで、現在のリスク資産管理方法とあまり変わりませんが、自分のリスク許容度を把握できているのなら、特に変える必要はないと考えています。

こういうのは、目標金額や相続についての考え方、または維持したい生活水準などによって様々な選択肢があるでしょう(私だって、今後、考えが変わってくる可能性もあります)。

一番重要なのは「お金の置き場」なので、金融資産取り崩しのステージに入ったときに、リスク資産の損益状況がマイナスでも、個人的にはさほど問題ではありません。

もちろん、定期的なリバランスを前提として、長期間にわたる国際分散インデックス投資を継続していれば、将来的にマイナスになっていることは考えにくいとは思っていますが、その可能性があることも理解して、それを許容するくらいには腹をくくっています。


(※インデックス投資や積み立て投資などに関する詳しい話は、自分のブログにクドクドと書いてあります。)

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執筆者名:虫とり小僧
ブログ名:いつか子供に伝えたいお金の話
ツイッター名:虫とり小僧(@mushitori)



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