NY株式:25日はFRB議長講演を見極めたいとする模様眺めムード強まるか
[16/08/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日のNY市場は下落。ジャクソンホールで予定されているFRB議長の講演を見極めたいとする模様眺めムードのなか、予想を下回った住宅指標や、原油相場の下落が嫌気された。ダウ平均は65.82ドル安の18481.48、ナスダックは42.38ポイント安の5217.69。
グローベックスの米株先物は小安く推移しており、NYダウで20ドル安程度を織り込んで推移している。欧州市場は小幅ながら全般売りが先行している。8月の独IFO業況指数は106.2となり、前月の108.3から低下した。コンセンサスは前月を僅かに上回るとみられていたこともあり、予想外の低下である。独経済に対する先行き不透明感が上値の重しになる可能性がありそうだ。
もっとも、市場の関心はジャクソンホール会合であり、FRB議長が早期利上げに前向きな発言をするのか、利上げ先送りを示唆するのか、注目度が高まる格好になっている。実際は、方向性が定められるような発言はなされない可能性が高いものの、少なくても、26日のFRB議長講演を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。こう着感の強い相場展開を想定する。
その他、経済指標では新規失業保険申請件数(先週)、耐久財受注(7月)、製造業受注(7月)、消費者信頼感指数(先週)が予定されている。
<TM>
グローベックスの米株先物は小安く推移しており、NYダウで20ドル安程度を織り込んで推移している。欧州市場は小幅ながら全般売りが先行している。8月の独IFO業況指数は106.2となり、前月の108.3から低下した。コンセンサスは前月を僅かに上回るとみられていたこともあり、予想外の低下である。独経済に対する先行き不透明感が上値の重しになる可能性がありそうだ。
もっとも、市場の関心はジャクソンホール会合であり、FRB議長が早期利上げに前向きな発言をするのか、利上げ先送りを示唆するのか、注目度が高まる格好になっている。実際は、方向性が定められるような発言はなされない可能性が高いものの、少なくても、26日のFRB議長講演を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。こう着感の強い相場展開を想定する。
その他、経済指標では新規失業保険申請件数(先週)、耐久財受注(7月)、製造業受注(7月)、消費者信頼感指数(先週)が予定されている。
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