欧州為替:韓国ウォンは弱含み、THAAD配備で対中貿易を危惧
[16/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
米国と韓国は先月、高高度防衛ミサイルシステム「THAAD」の在韓米軍への配備を決めた。北朝鮮への弾道ミサイル防衛が主な狙いだが、朝鮮半島の安全保障をめぐり日米と中国の対立に発展しかねない。中国は韓国に対して不満を強めており、両国間の貿易は今後縮小が見込まれる。中国依存度の高い韓国経済にとっては打撃となろう。韓国は9月1日午前、8月の貿易収支を発表する予定で、対中輸出の落ち込みをきっかけにウォン売りが強まる可能性はあろう。ドル・ウォンは、米利上げ観測再燃で前週の1095.90ウォンから足元は1120.10ウォンまで上昇(ウォンは下落)している。
ここまでのドル・円は103円09銭から103円28銭、ユーロ・円は114円89銭から115円06銭、ユーロ・ドルは1.1131ドルから1.1151ドルで推移した。
<MT>
ここまでのドル・円は103円09銭から103円28銭、ユーロ・円は114円89銭から115円06銭、ユーロ・ドルは1.1131ドルから1.1151ドルで推移した。
<MT>