NY株式:ダウは195ドル安、ドイツ銀行を巡る不安広がる
[16/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の米国株式相場は下落。ダウ平均は195.79ドル安の18143.45、ナスダックは49.39ポイント安の5269.15で取引を終了した。昨日の原油相場の上昇を受けた買いが一服し、朝方は小動き。ドイツ銀行は住宅ローン担保証券の不正販売を巡る制裁金や不良債権への懸念から、複数のヘッジファンドなどが取引を停止したとの報道を受け急落したことで、金融セクターを中心に売りが広がった。フィラデルフィア連銀総裁やアトランタ連銀総裁が年内利上げを支持したことも嫌気され、軟調推移となった。セクター別では半導体・半導体製造装置を除いて全面安となり、医薬品・バイオテクノロジーや銀行の下落が目立った。
ドイツ銀行株の下落を受けて、JPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が下落。銀行大手のウェルズファーゴ(WFC)は、不正口座開設を巡る問題でスタンプ最高経営責任者(CEO)が上院銀行委員会で二度目の追及を受け、軟調推移。アパレルのマイケル・コース(KORS)は一部アナリストによる売り推奨を受け、売られた。一方で、ラルフローレン(RL)や革製品のコーチ(COH)は買い推奨を受け、上昇。食品メーカーのコナグラ・フーズ(CAG)は決算内容が好感され、堅調推移となった。
マーケット終了後に会員制卸売のコストコ・ホールセールが発表した6-8月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
ドイツ銀行株の下落を受けて、JPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が下落。銀行大手のウェルズファーゴ(WFC)は、不正口座開設を巡る問題でスタンプ最高経営責任者(CEO)が上院銀行委員会で二度目の追及を受け、軟調推移。アパレルのマイケル・コース(KORS)は一部アナリストによる売り推奨を受け、売られた。一方で、ラルフローレン(RL)や革製品のコーチ(COH)は買い推奨を受け、上昇。食品メーカーのコナグラ・フーズ(CAG)は決算内容が好感され、堅調推移となった。
マーケット終了後に会員制卸売のコストコ・ホールセールが発表した6-8月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
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