米国株見通し:アップル株安、原油安が重しになる可能性
[16/10/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
S&P500先物 2129.25(-8.75) (18:00現在)
ナスダック100先物 4858.25(-27.75) (18:00現在)
18:00時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。
25日の米株式市場は下落。決算内容がまちまちのなか、業績動向を見極めたいとする思惑から売りが先行。取引終了後に時価総額最大のアップルの決算が予定されており、手控える向きも多かった。ダウ平均は53.76ドル安の18169.27、ナスダックは26.43ポイント安の5283.40。
注目されたアップルは、一株利益やiPhone販売台数は予想を上回ったものの、売上高は僅かに下振れた。時間外では2%超の下落となっており、この影響が重しになりそうである。また、OPEC総会を控えた原油相場の動向も不安材料になりそうである。OPEC総会が近づくなか、ロシアが減産不参加の意向を示すなど、ある程度想定されていたとはいえ、間近になって消極的な発言が相次いできており、神経質にさせそうである。欧州も全般売りが先行している。また、NYダウは25日線が上値抵抗として意識されているが、結局今回も明確に上放れることが出来なそうである。
経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、卸売在庫(9月)、新築住宅販売件数(9月)が予定されている。決算ではコカ・コーラ、ボーイング、TI、テスラが予定されている。
<KK>
ナスダック100先物 4858.25(-27.75) (18:00現在)
18:00時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。
25日の米株式市場は下落。決算内容がまちまちのなか、業績動向を見極めたいとする思惑から売りが先行。取引終了後に時価総額最大のアップルの決算が予定されており、手控える向きも多かった。ダウ平均は53.76ドル安の18169.27、ナスダックは26.43ポイント安の5283.40。
注目されたアップルは、一株利益やiPhone販売台数は予想を上回ったものの、売上高は僅かに下振れた。時間外では2%超の下落となっており、この影響が重しになりそうである。また、OPEC総会を控えた原油相場の動向も不安材料になりそうである。OPEC総会が近づくなか、ロシアが減産不参加の意向を示すなど、ある程度想定されていたとはいえ、間近になって消極的な発言が相次いできており、神経質にさせそうである。欧州も全般売りが先行している。また、NYダウは25日線が上値抵抗として意識されているが、結局今回も明確に上放れることが出来なそうである。
経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、卸売在庫(9月)、新築住宅販売件数(9月)が予定されている。決算ではコカ・コーラ、ボーイング、TI、テスラが予定されている。
<KK>