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やや達成感も反動安を狙った新規ショートポジションは禁物【クロージング】

注目トピックス 市況・概況
25日の日経平均は7営業日続伸。47.81円高の18381.22円(出来高概算24億9000万株)で取引を終えた。24日の米国市場は感謝祭の祝日で休場となり、海外勢のフローは限られているが、外国為替市場ではドル円が1ドル113円台に乗せる円安となるなか、輸出関連を中心に買い優勢の展開となった。

円安傾向が強まるなか、寄付き後もじり高基調が続くなか、日経平均は一時18482.94円と1月4日につけた終値ベースでの年初来高値(18450.98円)を更新。午後は目先的な達成感から次第に利益確定の流れが強まり、一時前日比マイナスに転じる場面もみられた。ただ、引けにかけて再び買われる展開となり、結局7営業日続伸となっている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターは、輸送用機器、精密機器、電力ガス、非鉄金属、倉庫運輸、陸運、電気機器、その他製品が上昇。一方で銀行、不動産、海運、水産農林、卸売が利食い優勢に。

米国では感謝祭翌日のブラックフライデーからクリスマス商戦が本格化するが、週明けのサイバーマンデーへの期待も大きいだろう。ただ、月末にはOPEC総会が控えており、神経質にもなりやすい。日経平均は終値ベースでの年初来高値を更新しており、いったんポジションを軽くしておきたいところ。ただし、これといった調整が無いなか、判断に迷うところである。

トランプ相場は何らかの発言等でひっくり返るリスクはあるが、今はポジションを減らしても、新規でのショートポジションを積み上げるにはリスクが高いだろう。



<AK>

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