NY株式:ダウは8ドル安、先物オプション決済日で含み損確定の動きも
[16/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
16日の米国株式相場は下落。ダウ平均は8.83ドル安の19843.41、ナスダックは19.69ポイント安の5437.16で取引を終了した。トランプ政権への政策期待から買いが先行。しかし、オプションや先物の決済日が重なるクアドプル・ウィッチングで出来高が膨らんだほか、節税目的で年末までに含み損を確定しようとする動きが散見され、引けにかけて上げ幅を縮小し下落する展開となった。セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。
百貨店のノードストローム(JWN)はJPモルガンによる投資判断引き下げを受け、下落。ソフトウェアのオラクル(ORCL)は売上高が予想を下振れ、軟調推移。医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)はC型肝炎治療薬を巡る特許侵害訴訟で、同業メルクに対して25億ドルの支払いを命じる判決を受け、売られた。一方で、ファストフードのチポトレ・メキシキカン・グリル(CMG)は、筆頭株主であるパーシング・スクエア・キャピタルとの取り決めで取締役4人を新たに指名したことが明らかとなり、上昇した。
来週はFOMCやクアドプル・ウィッチングが通過したことで、クリスマス休暇に入る市場関係者も多く、週を通じて閑散取引となることが予想される。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
百貨店のノードストローム(JWN)はJPモルガンによる投資判断引き下げを受け、下落。ソフトウェアのオラクル(ORCL)は売上高が予想を下振れ、軟調推移。医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)はC型肝炎治療薬を巡る特許侵害訴訟で、同業メルクに対して25億ドルの支払いを命じる判決を受け、売られた。一方で、ファストフードのチポトレ・メキシキカン・グリル(CMG)は、筆頭株主であるパーシング・スクエア・キャピタルとの取り決めで取締役4人を新たに指名したことが明らかとなり、上昇した。
来週はFOMCやクアドプル・ウィッチングが通過したことで、クリスマス休暇に入る市場関係者も多く、週を通じて閑散取引となることが予想される。
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