今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に122円前後で推移か、ECBの伊銀行資本不足指摘が上値抑える
[16/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.0458ドル(2015/3/16)まで下げた後、一時1.1714ドル(2015/8/24)まで反発したが、1.0524ドル(2015/12/03)まで反落。ただし、1.1616ドル(2016/05/03)まで戻している。ユーロ・円は、141円06銭(2015/6/04)から122円06銭(2016/3/1)まで下げた後、128円22銭(2016/3/31)まで買われたが、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落した。その後124円10銭(2016/12/15)まで反発している。
本日のユーロ・円は、122円前後で推移か。欧州中央銀行(ECB)がイタリアのモンテ・デイ・パスキ銀行に対し資本不足を指摘したことが、引き続きユーロの上値を抑える要因となっている。新たな買い材料が提供されない場合、ユーロは122円半ば近辺で上げ渋る展開となりそうだ。
【ユーロ売り要因】
・一部欧州系金融機関の資本不足に対する懸念残る
・欧州中央銀行(ECB)による資産購入プログラムは2017年12月まで期間延長
・7-9月期の米経済成長率は3.5%に上方修正
【ユーロ買い要因】
・ECBの資産買い入れ規模は2017年4月以降、毎月200億ユーロ減額へ
・ユーロ圏失業率の低下傾向
・原油価格反転でユーロ圏のインフレ率上昇の可能性
<SK>
本日のユーロ・円は、122円前後で推移か。欧州中央銀行(ECB)がイタリアのモンテ・デイ・パスキ銀行に対し資本不足を指摘したことが、引き続きユーロの上値を抑える要因となっている。新たな買い材料が提供されない場合、ユーロは122円半ば近辺で上げ渋る展開となりそうだ。
【ユーロ売り要因】
・一部欧州系金融機関の資本不足に対する懸念残る
・欧州中央銀行(ECB)による資産購入プログラムは2017年12月まで期間延長
・7-9月期の米経済成長率は3.5%に上方修正
【ユーロ買い要因】
・ECBの資産買い入れ規模は2017年4月以降、毎月200億ユーロ減額へ
・ユーロ圏失業率の低下傾向
・原油価格反転でユーロ圏のインフレ率上昇の可能性
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