27日の米国市場ダイジェスト:ダウは7ドル安、軟調な決算及び経済指標を嫌気
[17/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは7ドル安、軟調な決算及び経済指標を嫌気
NYダウ ナスダック
終値:20093.78 終値:5660.78
前日比:-7.13 前日比:5.61
始値:20103.36 始値:5664.88
高値:20115.97 高値:5667.45
安値:20072.64 安値:5643.90
27日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は7.13ドル安の20093.78、ナスダックは5.61ポイント高の5660.78で取引を終了した。軟調な主要企業決算が嫌気されたほか、12月耐久財受注や10-12月期GDP速報値が予想を下振れた。投資家心理の改善が続いているものの上値は重く、前日終値を挟んで終日もみ合う展開となった。ナスダック総合指数は最高値を更新した。セクター別では、半導体・半導体製造装置や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
石油大手のシェブロン(CVX)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、検索大手のアルファベット(GOOGL)は決算内容が予想を下振れ、下落。決済サービスのペイパル(PYPL)は10-12月期の取扱決済額が予想を下振れたほか、翌四半期の弱気な期利益見通しが嫌気され、軟調推移。一方で、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や、半導体のインテル(INTC)は決算内容が好感され、上昇。自動車大手のフォード(F)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
ネット小売りのアマゾン(AMZN)とペイパルが決済手段について協議したことが報じられており、追加情報に注目が集まりそうだ。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米経済への期待強まる、1月消費者信頼感が13年ぶりの高水準、ドル続伸115.38円
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円75銭へ弱含んだのち、115円38銭まで上昇し115円05銭で引けた。予想を下回った米国の10-12月期GDP速報値や12月耐久財受注速報値に失望しいったんドル売りが優勢となったが、米1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が13年ぶりの高水準に達したことでドル買いが再燃したほか、米国とメキシコの関係悪化懸念が緩和したためリスク回避の円買いが後退。
ユーロ・ドルは、1.0674ドルから1.0725ドルへ上昇し1.0697ドルで引けた。ユーロ・円は、122円84銭から123円31銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.2583ドルから1.2524ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0012フランから0.9970フランへ下落した。
■NY原油:反落で53.17ドル、リグ増加で米供給増懸念が高まり
NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:53.17↓0.61)。52.58ドルから54.08ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。10-12月期米GDP速報値は前期比年率で+1.9%増と市場予想(同+2.2%)を下回る格好となった。米国株は高安まちまちとなったほか、為替市場でもドルはやや動意に欠ける展開に。
そのような軟調な外部環境のなか、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが米国で石油生産に用いるリグの稼動数を発表。前週比15基増の566基と1年2ヶ月ぶりの高水準となったことから、米国供給懸念が意識されて売り優勢の展開となった。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)を上放れるような動きが見られる。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げており、昨年来高値55.24ドルの更新を意識した格好に。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.36ドル -0.08ドル(-0.34%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.65ドル -0.37ドル(-0.84%)
ゴールドマン・サックス(GS)236.95ドル -2.63ドル(-1.10%)
インテル(INTC) 37.98ドル +0.42ドル(+1.12%)
アップル(AAPL) 121.95ドル +0.01ドル(+0.01%)
アルファベット(GOOG) 823.31ドル -8.84ドル(-1.06%)
フェイスブック(FB) 132.18ドル -0.60ドル(-0.45%)
キャタピラー(CAT) 98.99ドル +1.77ドル(+1.82%)
アルコア(AA) 36.67ドル +0.37ドル(+1.02%)
ウォルマート(WMT) 65.66ドル -1.07ドル(-1.60%)
スプリント(S) 9.22ドル -0.21(-2.23%)
<SK>
NYダウ ナスダック
終値:20093.78 終値:5660.78
前日比:-7.13 前日比:5.61
始値:20103.36 始値:5664.88
高値:20115.97 高値:5667.45
安値:20072.64 安値:5643.90
27日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は7.13ドル安の20093.78、ナスダックは5.61ポイント高の5660.78で取引を終了した。軟調な主要企業決算が嫌気されたほか、12月耐久財受注や10-12月期GDP速報値が予想を下振れた。投資家心理の改善が続いているものの上値は重く、前日終値を挟んで終日もみ合う展開となった。ナスダック総合指数は最高値を更新した。セクター別では、半導体・半導体製造装置や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
石油大手のシェブロン(CVX)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、検索大手のアルファベット(GOOGL)は決算内容が予想を下振れ、下落。決済サービスのペイパル(PYPL)は10-12月期の取扱決済額が予想を下振れたほか、翌四半期の弱気な期利益見通しが嫌気され、軟調推移。一方で、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や、半導体のインテル(INTC)は決算内容が好感され、上昇。自動車大手のフォード(F)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
ネット小売りのアマゾン(AMZN)とペイパルが決済手段について協議したことが報じられており、追加情報に注目が集まりそうだ。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米経済への期待強まる、1月消費者信頼感が13年ぶりの高水準、ドル続伸115.38円
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円75銭へ弱含んだのち、115円38銭まで上昇し115円05銭で引けた。予想を下回った米国の10-12月期GDP速報値や12月耐久財受注速報値に失望しいったんドル売りが優勢となったが、米1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が13年ぶりの高水準に達したことでドル買いが再燃したほか、米国とメキシコの関係悪化懸念が緩和したためリスク回避の円買いが後退。
ユーロ・ドルは、1.0674ドルから1.0725ドルへ上昇し1.0697ドルで引けた。ユーロ・円は、122円84銭から123円31銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.2583ドルから1.2524ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0012フランから0.9970フランへ下落した。
■NY原油:反落で53.17ドル、リグ増加で米供給増懸念が高まり
NY原油は反落(NYMEX原油3月限終値:53.17↓0.61)。52.58ドルから54.08ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。10-12月期米GDP速報値は前期比年率で+1.9%増と市場予想(同+2.2%)を下回る格好となった。米国株は高安まちまちとなったほか、為替市場でもドルはやや動意に欠ける展開に。
そのような軟調な外部環境のなか、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが米国で石油生産に用いるリグの稼動数を発表。前週比15基増の566基と1年2ヶ月ぶりの高水準となったことから、米国供給懸念が意識されて売り優勢の展開となった。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)を上放れるような動きが見られる。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げており、昨年来高値55.24ドルの更新を意識した格好に。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.36ドル -0.08ドル(-0.34%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.65ドル -0.37ドル(-0.84%)
ゴールドマン・サックス(GS)236.95ドル -2.63ドル(-1.10%)
インテル(INTC) 37.98ドル +0.42ドル(+1.12%)
アップル(AAPL) 121.95ドル +0.01ドル(+0.01%)
アルファベット(GOOG) 823.31ドル -8.84ドル(-1.06%)
フェイスブック(FB) 132.18ドル -0.60ドル(-0.45%)
キャタピラー(CAT) 98.99ドル +1.77ドル(+1.82%)
アルコア(AA) 36.67ドル +0.37ドル(+1.02%)
ウォルマート(WMT) 65.66ドル -1.07ドル(-1.60%)
スプリント(S) 9.22ドル -0.21(-2.23%)
<SK>