今週の【マザーズ市場】1月30日〜2月3日『好業績銘柄やテーマ株の一角がしっかり』
[17/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【反発、終値で1000pt台乗せ、IPOシャノンは公開価格の4.2倍で初値】30日(月)
■概況■1001.66、+10.19
30日(月)のマザーズ市場では、中小型株優位の相場展開となるなか、マザーズ指数は堅調に推移した。前週末の新興市場では利益確定売りが広がったものの、週明けには再び資金が流入し、個人投資家のリスク選好姿勢が続いていることが窺えた。為替の円高推移などから大型株が軟調となり、中小型株に物色が向かいやすかった面もある。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で889.45億円。騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり94銘柄、変わらず7銘柄となった。マザーズ指数は終値で1000pt台を回復した。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>が13%近い上昇となった。業績期待を背景に強い値動きが続いており、再び上場来高値を更新した。株式分割の実施を発表したセラク<6199>や、スタジオアタオ<3550>、リアルワールド<3691>も10%超の大幅高となり、リアルコム<3856>はストップ高まで買われた。その他、売買代金上位ではリネットジャパン<3556>、REMIX<3825>、メタップス<6172>などが上昇し、SOSEI<4565>やグリーンペプ<4594>は小幅高となった。一方、フィルカンパニー<3267>、リファインバス<6531>、グレイス<6541>などがさえない。また、パートナーAG<6181>やサイバーS<3810>が10%を超える下げとなった。パートナーAGはリニューアル予定だった新システムの停止を発表している。なお、シャノン<3976>は上場2日目の本日、公開価格の約4.2倍となる初値を付けた。
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【反落、地合い悪化で利益確定売り、Jストリームはストップ高】31日(火)
■概況■993.84、-7.82
31日(火)のマザーズ市場では、米国の政治的混乱に対する懸念から日経平均が300円を超える下落となるなか、利益確定売りが優勢となった。マザーズ指数は前引けにかけて1000pt台まで戻す場面もあったが、日経平均が一段安になるとともに再び売りが強まった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で851.75億円。騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり139銘柄、変わらず9銘柄となった。
◆注目銘柄◆
前日初値を付けたシャノン<3976>がマザーズ売買代金トップ。後場に一時ストップ高を付けたものの、結局マイナスで取引を終え荒い値動きだった。その他では、マイネット<3928>、SOSEI<4565>、リネットジャパン<3556>、Gunosy<6047>などが下落し、ミクシィ<2121>は小幅安。また、REMIX<3825>、弁護士コム<6027>、メディア<3815>がマザーズ下落率上位となった。
一方、エルテス<3967>、メタップス<6172>、インフォテリア<3853>、DDS<3782>などが上昇。決算が材料視されたJストリーム<4308>はストップ高まで買われた。また、リアルコム<3856>やアカツキ<3932>も10%を超える大幅高となった。
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【続落、1部銘柄に物色向かい利益確定売り、マイネットはストップ安】1日(水)
■概況■990.72、-3.12
1日(水)のマザーズ市場では、ここまで上昇の目立っていた銘柄を中心に利益確定売り優勢の展開となった。前日に発表された決算を受けて大きな値動きを見せた三菱自<7211>やスタートトゥ<3092>といった東証1部銘柄に物色がシフトした。ただ、下値では押し目買いや買い戻しの動きもあり、マザーズ指数は売り一巡後に下げ渋った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1079.73億円。騰落数は、値上がり76銘柄、値下がり141銘柄、変わらず11銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>がストップ安水準で取引を終えた。ゲーム配信権取得が材料視されて上場来高値を更新したが、その後利益確定売りが強まった。前期の最終赤字拡大を発表したUMN<4585>や、リネットジャパン<3556>、フィルカンパニー<3267>、スタジオアタオ<3550>、イントランス<3237>も10%超下げた。その他、エルテス<3967>が小安く、エボラブルA<6191>、メタップス<6172>などが下落した。一方、業務提携を発表したDMP<3652>、業績予想を上方修正したUNITED<2497>や、アカツキ<3932>、シャノン<3976>、Jストリーム<4308>などが上昇。SOSEI<4565>やミクシィ<2121>は小高い。また、グループ会社が「Snapchat」広告パートナーに認定されたアライドアーキ<6081>は後場ストップ高まで上昇。キャリア<6198>の上げも目立った。
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【小幅に3日続落、後場値を崩す、直近IPOのシャノンはストップ高】2日(木)
■概況■988.25、-2.47
2日(木)のマザーズ市場は、前日までの下落に対する買い戻しや押し目買いの動きが先行した。直近IPO銘柄の一角などで物色も活発となり、前場のマザーズ指数は堅調に推移した。しかし、後場に入り日経平均が下げ幅を広げると、マザーズ指数もリスク回避の動きから急速に値を崩した。なお、マザーズ指数は小幅に3日続落、売買代金は概算で1008.56億円。騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり139銘柄、変わらず11銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>が大幅続落したほか、キャリア<6198>、エボラブルA<6191>、Jストリーム<4308>などが下落。ミクシィ<2121>も小安い。足元利益確定の流れとなっているリネットジャパン<3556>、第3四半期決算を発表して材料出尽くし感が広がったMS−Japan<6539>はマイネットとともに下げが目立った。また、ドリコム<3793>が11%超安でマザーズ下落率トップだった。一方、直近IPO銘柄のシャノン<3976>がリリースを手掛かりにストップ高まで買われた。WASHハウス<6537>など決算期待の高い直近IPO銘柄にも物色が向かった。その他、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、エルテス<3967>、グレイス<6541>、UNITED<2497>などが上昇した。
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【4日ぶりに反発、好業績銘柄やテーマ株の一角がしっかり】3日(金)
■概況■990.95、+2.70
3日(金)のマザーズ市場では、前日までの下落に対する押し目買いの動きなどが先行した。一時は日経平均の軟化に併せてマイナスに転じる場面もあったが、その後は市場の落ち着きとともに大引けにかけて再度切り返した。主力のSOSEI<4565>が引けにかけて上げ幅を広げたほか、好決算発表銘柄やテーマ株の一角に物色が集まった。なお、マザーズ指数は4日ぶりに反発、売買代金は概算で915.48億円。騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり117銘柄、変わらず12銘柄となった。
◆注目銘柄◆
アライドアーキ<6081>が大幅高、米スナップチャットのIPO申請で関連銘柄として関心が向かった。メドレック<4586>はストップ高、痙性麻痺治療貼付剤の試験結果が好感される。動物高度医療<6039>、フリークHD<6094>は10-12月期の好決算が評価材料視された。SOSEIのほか、アンジェス<4563>、GNI<2160>などバイオ関連で堅調な動きが目立つ。HMT<6090>、JMC<5704>、エボラブルA<6191>なども強い動きに。一方、直近IPO銘柄で前日ストップ高まで買われたシャノン<3976>が大幅に反落。一部で投資判断が格下げされたミクシィ<2121>も軟調。メタップス<6172>、アカツキ<3932>が売られ、INSPEC<6656>、UMN<4585>なども下げた。
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