23日の米国市場ダイジェスト:ダウは4ドル安、ヘルスケア法案の採決控え様子見
[17/03/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは4ドル安、ヘルスケア法案の採決控え様子見
NYダウ ナスダック
終値:20656.58 終値:5817.69
前日比:-4.72 前日比:-3.95
始値:20645.07 始値:5812.31
高値:20757.89 高値:5842.82
安値:20618.62 安値:5806.98
23日の米国株式相場は下落。ダウ平均は4.72ドル安の20656.58、ナスダックは3.95ポイント安の5817.69で取引を終了した。朝方は、今晩に実施される医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から小動きとなった。その後は、投票結果への楽観的な予想が広がり上昇する場面もあったが、引けにかけて下落した。セクター別では、耐久消費財・アパレルや不動産が上昇する一方で運輸や自動車・自動車部品が下落した。
決算発表後に大幅下落となったスポーツ用品のナイキ(NKE)は、買い戻しが入り、上昇。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、自動車大手のフォード(F)は1-3月期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は4-6週間以内にインドでiPhoneの現地生産を開始するとの報道や、アプリ制作会社を買収したことが明らかとなったものの、小動きとなった。
マーケット終了後に半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した12-2月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル弱含み、米共和党ヘルスケア法案の採決延期
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円63銭まで下落後、111円31銭まで上昇し110円94銭で引けた。共和党ヘルスケア法案の可決が困難との警戒感が広がり円買い・ドル売りが加速した。その後、予想を上回った2月米新築住宅販売件数や3月カンザスシティー連銀製造業活動指数を受けてドル売りは一時後退したが、23日予定されていた共和党ヘルスケア法案の採決延期が発表されたことでドルは再び111円を下回った。
ユーロ・ドルは、1.0794ドルへ上昇後、1.0774ドルへじり安に推移し1.0785ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みの売りが目立った。ユーロ・円は、119円33銭へ下落後、120円02銭へ反発。ポンド・ドルは、1.2489ドルから1.2531ドルへ上昇した。2月英小売売上高を好感したポンド買いが観測された。ドル・スイスは、0.9937フランから0.9912フランまで下落した。
■NY原油:4日続落で47.70ドル、原油在庫増加を引き続き嫌気
NY原油先物5月限は4日続落(NYMEX原油5月限終値:47.70↓0.34)。47.58ドルから48.48ドルのレンジで推移(時間外取引含む)。米エネルギー情報局(EIA)が22日発表した石油在庫統計で、原油在庫が過去最高水準まで積みあがったことが引き続き重しとなった。
チャートでは、200日移動平均線(48.6ドル水準)に頭をおさえられた格好となっている。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、減産継続に対する懐疑的な見方が台頭。積極的には手掛けにくい状況となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.07ドル +0.13ドル(+0.57%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.59ドル +0.38ドル(+0.90%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.90ドル +0.83ドル(+0.36%)
インテル(INTC) 35.27ドル -0.10ドル(-0.28%)
アップル(AAPL) 140.92ドル -0.50ドル(-0.35%)
アルファベット(GOOG) 817.58ドル -12.01ドル(-1.45%)
フェイスブック(FB) 139.53ドル -0.06ドル(-0.04%)
キャタピラー(CAT) 92.23ドル -0.20ドル(-0.22%)
アルコア(AA) 33.31ドル -0.38ドル(-1.13%)
ウォルマート(WMT) 69.86ドル -0.39ドル(-0.56%)
スプリント(S) 8.46ドル +0.19(+2.30%)
<SK>
NYダウ ナスダック
終値:20656.58 終値:5817.69
前日比:-4.72 前日比:-3.95
始値:20645.07 始値:5812.31
高値:20757.89 高値:5842.82
安値:20618.62 安値:5806.98
23日の米国株式相場は下落。ダウ平均は4.72ドル安の20656.58、ナスダックは3.95ポイント安の5817.69で取引を終了した。朝方は、今晩に実施される医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から小動きとなった。その後は、投票結果への楽観的な予想が広がり上昇する場面もあったが、引けにかけて下落した。セクター別では、耐久消費財・アパレルや不動産が上昇する一方で運輸や自動車・自動車部品が下落した。
決算発表後に大幅下落となったスポーツ用品のナイキ(NKE)は、買い戻しが入り、上昇。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、自動車大手のフォード(F)は1-3月期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は4-6週間以内にインドでiPhoneの現地生産を開始するとの報道や、アプリ制作会社を買収したことが明らかとなったものの、小動きとなった。
マーケット終了後に半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した12-2月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル弱含み、米共和党ヘルスケア法案の採決延期
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円63銭まで下落後、111円31銭まで上昇し110円94銭で引けた。共和党ヘルスケア法案の可決が困難との警戒感が広がり円買い・ドル売りが加速した。その後、予想を上回った2月米新築住宅販売件数や3月カンザスシティー連銀製造業活動指数を受けてドル売りは一時後退したが、23日予定されていた共和党ヘルスケア法案の採決延期が発表されたことでドルは再び111円を下回った。
ユーロ・ドルは、1.0794ドルへ上昇後、1.0774ドルへじり安に推移し1.0785ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みの売りが目立った。ユーロ・円は、119円33銭へ下落後、120円02銭へ反発。ポンド・ドルは、1.2489ドルから1.2531ドルへ上昇した。2月英小売売上高を好感したポンド買いが観測された。ドル・スイスは、0.9937フランから0.9912フランまで下落した。
■NY原油:4日続落で47.70ドル、原油在庫増加を引き続き嫌気
NY原油先物5月限は4日続落(NYMEX原油5月限終値:47.70↓0.34)。47.58ドルから48.48ドルのレンジで推移(時間外取引含む)。米エネルギー情報局(EIA)が22日発表した石油在庫統計で、原油在庫が過去最高水準まで積みあがったことが引き続き重しとなった。
チャートでは、200日移動平均線(48.6ドル水準)に頭をおさえられた格好となっている。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、減産継続に対する懐疑的な見方が台頭。積極的には手掛けにくい状況となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.07ドル +0.13ドル(+0.57%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.59ドル +0.38ドル(+0.90%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.90ドル +0.83ドル(+0.36%)
インテル(INTC) 35.27ドル -0.10ドル(-0.28%)
アップル(AAPL) 140.92ドル -0.50ドル(-0.35%)
アルファベット(GOOG) 817.58ドル -12.01ドル(-1.45%)
フェイスブック(FB) 139.53ドル -0.06ドル(-0.04%)
キャタピラー(CAT) 92.23ドル -0.20ドル(-0.22%)
アルコア(AA) 33.31ドル -0.38ドル(-1.13%)
ウォルマート(WMT) 69.86ドル -0.39ドル(-0.56%)
スプリント(S) 8.46ドル +0.19(+2.30%)
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