【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株師孔明:世界最大規模の巨大IPO?サウジアラムコと関連銘柄
[17/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【株師孔明の株ブログ】にて、株式投資ブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
サウジアラビア王国の国営石油会社である「サウジアラムコ」が、2018年の上場を目指し、世界のどの市場で上場するのかについて大きな注目を集めている。当初は日本の東京証券取引所への上場の可能性は低いものだと言われていたが、サウジアラビアとアメリカとの関係の悪化などで、日本に上場する可能性も徐々に高まりつつあるので、紹介していきたい。
■サウジアラムコは世界最大の巨大IPOに
保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量においていずれも世界最大規模を誇るサウジアラムコは、数年前より新規上場の計画が噂されており、2018年に新規株式公開を予定している。サウジアラムコが新規上場を果たせば、想定時価総額はおよそ2兆ドル(約220兆円)とも言われており、世界最大の巨大IPOになるのではと予測されている。
参考までに、現在の世界最大の時価総額はアメリカのアップル社による70兆円なので、サウジアラムコの規模感がどれだけのものか、容易に想像ができるだろう。しかしながら、この時価総額に関しては飽くまでもサウジアラビアのムハンマド皇太子が見解しているものであり、実際には4000億ドル(44兆円)になるのではという見方もある。
■日本で上場する可能性はどれくらい?
2016年の末には日本証券取引所グループのトップがサウジアラビアへ上場誘致のために訪れているのが話題になったのも記憶に新しい。
また、2017年3月にはサウジアラビアのサルマン国王がおよそ1,000人規模の関係者を引き連れ来日。日本取引所グループとサウジアラビアの証券取引所との連携強化を確認するなど、日本への上場の可能性も感じさせる展開を見せている。そして、サウジアラムコが上場となった際は、関連銘柄にも大きな値動きが起こること考えられるので、私が注目しているサウジアラムコ関連銘柄をいくつか紹介したい。
■サウジアラムコ関連銘柄
<9984>ソフトバンクグループ
通信事業やインターネット関連事業を展開。傘下にヤフー。携帯電話通信業者として世界大3位の売上高を誇る。脱・石油を掲げるサウジアラビアは、ソフトバンクグループと約10兆円のファンドを設立。ムハンマド副皇太子は5年間で約450億ドルの出資をすると決断をしている。サウジアラビアとの根強い関係にあるソフトバンクグループも、サウジアラムコ関連銘柄として非常に注目度は高い。
<8306>三菱UFJフィナンシャルグループ
国内最大の民間金融グループ。銀行、信託、証券、カード、リースなど主要中核5社を展開している。米州・アジアでの展開も進んでいる。サウジアラムコが2018年の新規株式公開の際に引受幹事としてアメリカの銀行業界で大手のモルガン・スタンレー社とJPモルガン・チェースの2社を選んだことが明らかとなっている。モルガン・スタンレー社に出資をしている同社はこれにより、サウジアラムコの引受業務を一部請け負う形となり、関係強化の大きな材料ともなっている。このことからもサウジアラムコ関連銘柄として大きく注目されている。
その他、注目しているサウジアラムコ関連銘柄については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明」と検索し、ブログに目を通して頂ければ幸いである。
その他、最新のテーマ株や注目している個別銘柄などもブログにて多数紹介中。話題の人工知能(AI)関連銘柄、カジノ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、スパイバー関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、電線地中化関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、フランス大統領選関連銘柄、オランダ総選挙関連銘柄、ドイツ総選挙関連銘柄、防衛関連銘柄、2017年の注目銘柄など。
検索エンジンから「株師孔明」と検索して頂ければ当ブログが確認できる。稚拙な内容ではあるが、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
<MT>
サウジアラビア王国の国営石油会社である「サウジアラムコ」が、2018年の上場を目指し、世界のどの市場で上場するのかについて大きな注目を集めている。当初は日本の東京証券取引所への上場の可能性は低いものだと言われていたが、サウジアラビアとアメリカとの関係の悪化などで、日本に上場する可能性も徐々に高まりつつあるので、紹介していきたい。
■サウジアラムコは世界最大の巨大IPOに
保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量においていずれも世界最大規模を誇るサウジアラムコは、数年前より新規上場の計画が噂されており、2018年に新規株式公開を予定している。サウジアラムコが新規上場を果たせば、想定時価総額はおよそ2兆ドル(約220兆円)とも言われており、世界最大の巨大IPOになるのではと予測されている。
参考までに、現在の世界最大の時価総額はアメリカのアップル社による70兆円なので、サウジアラムコの規模感がどれだけのものか、容易に想像ができるだろう。しかしながら、この時価総額に関しては飽くまでもサウジアラビアのムハンマド皇太子が見解しているものであり、実際には4000億ドル(44兆円)になるのではという見方もある。
■日本で上場する可能性はどれくらい?
2016年の末には日本証券取引所グループのトップがサウジアラビアへ上場誘致のために訪れているのが話題になったのも記憶に新しい。
また、2017年3月にはサウジアラビアのサルマン国王がおよそ1,000人規模の関係者を引き連れ来日。日本取引所グループとサウジアラビアの証券取引所との連携強化を確認するなど、日本への上場の可能性も感じさせる展開を見せている。そして、サウジアラムコが上場となった際は、関連銘柄にも大きな値動きが起こること考えられるので、私が注目しているサウジアラムコ関連銘柄をいくつか紹介したい。
■サウジアラムコ関連銘柄
<9984>ソフトバンクグループ
通信事業やインターネット関連事業を展開。傘下にヤフー。携帯電話通信業者として世界大3位の売上高を誇る。脱・石油を掲げるサウジアラビアは、ソフトバンクグループと約10兆円のファンドを設立。ムハンマド副皇太子は5年間で約450億ドルの出資をすると決断をしている。サウジアラビアとの根強い関係にあるソフトバンクグループも、サウジアラムコ関連銘柄として非常に注目度は高い。
<8306>三菱UFJフィナンシャルグループ
国内最大の民間金融グループ。銀行、信託、証券、カード、リースなど主要中核5社を展開している。米州・アジアでの展開も進んでいる。サウジアラムコが2018年の新規株式公開の際に引受幹事としてアメリカの銀行業界で大手のモルガン・スタンレー社とJPモルガン・チェースの2社を選んだことが明らかとなっている。モルガン・スタンレー社に出資をしている同社はこれにより、サウジアラムコの引受業務を一部請け負う形となり、関係強化の大きな材料ともなっている。このことからもサウジアラムコ関連銘柄として大きく注目されている。
その他、注目しているサウジアラムコ関連銘柄については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明」と検索し、ブログに目を通して頂ければ幸いである。
その他、最新のテーマ株や注目している個別銘柄などもブログにて多数紹介中。話題の人工知能(AI)関連銘柄、カジノ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、スパイバー関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、電線地中化関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、フランス大統領選関連銘柄、オランダ総選挙関連銘柄、ドイツ総選挙関連銘柄、防衛関連銘柄、2017年の注目銘柄など。
検索エンジンから「株師孔明」と検索して頂ければ当ブログが確認できる。稚拙な内容ではあるが、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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