25日の米国市場ダイジェスト:ダウは232ドル高、ナスダック6000ポイント突破
[17/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは232ドル高、ナスダック6000ポイント突破
NYダウ ナスダック
終値:20996.12 終値:6025.49
前日比:+232.23 前日比:+41.67
始値:20915.51 始値:6004.17
高値:21026.97 高値:6036.02
安値:20909.38 安値:6002.65
25日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は232.23ドル高の20996.12、ナスダックは41.67ポイント高の6025.49で取引を終了した。複数の主要企業決算が予想を上回る良好な内容となり、買いが先行。明日発表される税制改革案への期待や、トランプ政権が28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたことが好感され、終日堅調推移となった。欧州情勢の先行き不透明感が後退し、投資家のリスク選好姿勢が強まっており、ダウは230ドルを超す上昇。ナスダック総合指数は史上初となる6000ポイントを突破した。セクター別では、消費者・サービスや素材が上昇する一方で商業・専門サービスや電気通信サービスが下落した。
建設機械のキャタピラー(CAT)は通期見通しを引き上げ、上昇。化学メーカーのデュポン(DD)や、ファストフードのマクドナルド(MCD)は決算内容が好感され、堅調推移。動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、中国の検索大手バイドゥ(BIDU)傘下の動画配信会社と提携することが報じられ、買われた。一方で、航空・防衛などの複合企業であるロッキード・マーティン(LMT)と飲料メーカーのコカコーラ(KO)は決算内容が嫌気され、下落した。
アルミ応用製品のアルコニック(ARNC)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドルは111円台に上昇、トランプ米政権の税制改革案への期待でリスクオン
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円49銭から111円19銭へ上昇し111円13銭で引けた。予想を上回った米住宅関連指標を好感しドル買いが優勢となった。また、トランプ米政権は26日に大規模な税制改革案を発表するとの期待や、今週中に予算が成立し一部米国政府機関の閉鎖が回避されるとの期待が広がったことから、リスク選好の円売りにも拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0880ドルから1.0950ドルまで上昇し、1.0928ドルで引けた。フランス大統領選挙第1回目の結果を受けて、欧州中央銀行(ECB)が早期にフォワードガイダンスを変更するとの見方が広がりユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、120円29銭から121円65銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2801ドルから1.2846ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9955フランから一時0.9919フランへ下落した。
■NY原油:反発で49.56ドル、原油在庫減少の思惑や株高を意識
NY原油先物6月限はやや反発(NYMEX原油6月限終値:49.56 ↑0.33)。前日比+0.33ドルの49.56ドルで取引を終えた。NY原油先物の反発は7営業日ぶり。ロシアが減産延長について態度を明確にしていないことから、弱含みとなる場面もあった。しかしながら、米原油在庫は3週連続で減少するとの観測が広がったことや、欧米株高を意識した買いが入ったことで相場は反転した。ただし、チャートでは、100日移動平均線(51.79ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.98ドル +0.35ドル(+1.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.27ドル +0.71ドル(+1.63%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.63ドル +3.41ドル(+1.53%)
インテル(INTC) 36.87ドル +0.12ドル(+0.33%)
アップル(AAPL) 144.53ドル +0.89ドル(+0.62%)
アルファベット(GOOG) 872.30ドル +9.54ドル(+1.11%)
フェイスブック(FB) 146.49ドル +1.02ドル(+0.70%)
キャタピラー(CAT) 104.42ドル +7.61ドル(+7.86%)
アルコア(AA) 36.49ドル +3.18ドル(+9.55%)
ウォルマート(WMT) 75.05ドル +0.27ドル(+0.36%)
スプリント(S) 8.95ドル +0.24ドル(+2.76%)
<SK>
NYダウ ナスダック
終値:20996.12 終値:6025.49
前日比:+232.23 前日比:+41.67
始値:20915.51 始値:6004.17
高値:21026.97 高値:6036.02
安値:20909.38 安値:6002.65
25日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は232.23ドル高の20996.12、ナスダックは41.67ポイント高の6025.49で取引を終了した。複数の主要企業決算が予想を上回る良好な内容となり、買いが先行。明日発表される税制改革案への期待や、トランプ政権が28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたことが好感され、終日堅調推移となった。欧州情勢の先行き不透明感が後退し、投資家のリスク選好姿勢が強まっており、ダウは230ドルを超す上昇。ナスダック総合指数は史上初となる6000ポイントを突破した。セクター別では、消費者・サービスや素材が上昇する一方で商業・専門サービスや電気通信サービスが下落した。
建設機械のキャタピラー(CAT)は通期見通しを引き上げ、上昇。化学メーカーのデュポン(DD)や、ファストフードのマクドナルド(MCD)は決算内容が好感され、堅調推移。動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、中国の検索大手バイドゥ(BIDU)傘下の動画配信会社と提携することが報じられ、買われた。一方で、航空・防衛などの複合企業であるロッキード・マーティン(LMT)と飲料メーカーのコカコーラ(KO)は決算内容が嫌気され、下落した。
アルミ応用製品のアルコニック(ARNC)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドルは111円台に上昇、トランプ米政権の税制改革案への期待でリスクオン
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円49銭から111円19銭へ上昇し111円13銭で引けた。予想を上回った米住宅関連指標を好感しドル買いが優勢となった。また、トランプ米政権は26日に大規模な税制改革案を発表するとの期待や、今週中に予算が成立し一部米国政府機関の閉鎖が回避されるとの期待が広がったことから、リスク選好の円売りにも拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0880ドルから1.0950ドルまで上昇し、1.0928ドルで引けた。フランス大統領選挙第1回目の結果を受けて、欧州中央銀行(ECB)が早期にフォワードガイダンスを変更するとの見方が広がりユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、120円29銭から121円65銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2801ドルから1.2846ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9955フランから一時0.9919フランへ下落した。
■NY原油:反発で49.56ドル、原油在庫減少の思惑や株高を意識
NY原油先物6月限はやや反発(NYMEX原油6月限終値:49.56 ↑0.33)。前日比+0.33ドルの49.56ドルで取引を終えた。NY原油先物の反発は7営業日ぶり。ロシアが減産延長について態度を明確にしていないことから、弱含みとなる場面もあった。しかしながら、米原油在庫は3週連続で減少するとの観測が広がったことや、欧米株高を意識した買いが入ったことで相場は反転した。ただし、チャートでは、100日移動平均線(51.79ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.98ドル +0.35ドル(+1.48%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.27ドル +0.71ドル(+1.63%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.63ドル +3.41ドル(+1.53%)
インテル(INTC) 36.87ドル +0.12ドル(+0.33%)
アップル(AAPL) 144.53ドル +0.89ドル(+0.62%)
アルファベット(GOOG) 872.30ドル +9.54ドル(+1.11%)
フェイスブック(FB) 146.49ドル +1.02ドル(+0.70%)
キャタピラー(CAT) 104.42ドル +7.61ドル(+7.86%)
アルコア(AA) 36.49ドル +3.18ドル(+9.55%)
ウォルマート(WMT) 75.05ドル +0.27ドル(+0.36%)
スプリント(S) 8.95ドル +0.24ドル(+2.76%)
<SK>