1週間で約92%上昇、過去最高値を更新中のイーサリアム(ETH)【アルトコイン評価ニュース】
[17/06/05]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
先週5月26日、ビットコイン/円相場は始値332,825円から一時257,300円と約30%の急落となった(フィスコ<3807>傘下のフィスコ仮想通貨取引所チャート)。このビットコイン価格の急落に伴いイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)などの仮想通貨時価総額ランキング上位のアルトコインも軒並み25〜30%ほど下落し、仮想通貨市場全体の時価総額は27日午前0時時点の733億米ドルから一時572億米ドルと約28%減少した(「Coin Market Cap」Global Chartsより)。足元ビットコインをはじめとする仮想通貨市場は、この急落から回復しているのが足もとの状態だ。
こうした背景の中、イーサリアムは27日の安値123.18米ドルから6月1日には236.22米ドルと約92%の上昇を示現して過去最高値を更新した。直前の5月31日には中国の三大ビットコイン取引所のひとつであるHuobiが人民元/イーサリアムの取引を開始して注目を集めた。HuobiをはじめBTCC、OK Coinの中国三大取引所はビットコイン市場において大きな取引量を占めるビッグプレイヤーといえるため、Huobiの今後や中国国内におけるイーサリアムの普及は引き続き注意が必要だ。前述のCoin Market Capの数値では、取引開始から3日目の6月2日現在でHuobiの取引量はイーサリアム市場全体の3.99%を占める健闘ぶりを見せている。また、イーサリアムの仮想通貨市場全体におけるシェアは23.46%と、44.71%のシェアを占めるビットコインの過半数に迫っている。
イーサリアムとは、簡単にいうとスマート・コントラクト(プログラムによって遂行される契約)や分散型アプリケーションを構築することを目的として開発が進められているプラットフォームである。このプラットフォームを稼働させるための内部通貨がETHで、現在取引されている。今年初めにマイクロソフトやJPモルガン、インテル等がエンタープライズ・イーサリアム・アライアンスを結成したことで注目度が加速している。
ちなみに、現在のイーサリアムのフェアバリューを時価総額と売買代金(流動性)の割合から資産してみると約228.5米ドルとなり、現在の価格はやや割高との見方もある。
<>
こうした背景の中、イーサリアムは27日の安値123.18米ドルから6月1日には236.22米ドルと約92%の上昇を示現して過去最高値を更新した。直前の5月31日には中国の三大ビットコイン取引所のひとつであるHuobiが人民元/イーサリアムの取引を開始して注目を集めた。HuobiをはじめBTCC、OK Coinの中国三大取引所はビットコイン市場において大きな取引量を占めるビッグプレイヤーといえるため、Huobiの今後や中国国内におけるイーサリアムの普及は引き続き注意が必要だ。前述のCoin Market Capの数値では、取引開始から3日目の6月2日現在でHuobiの取引量はイーサリアム市場全体の3.99%を占める健闘ぶりを見せている。また、イーサリアムの仮想通貨市場全体におけるシェアは23.46%と、44.71%のシェアを占めるビットコインの過半数に迫っている。
イーサリアムとは、簡単にいうとスマート・コントラクト(プログラムによって遂行される契約)や分散型アプリケーションを構築することを目的として開発が進められているプラットフォームである。このプラットフォームを稼働させるための内部通貨がETHで、現在取引されている。今年初めにマイクロソフトやJPモルガン、インテル等がエンタープライズ・イーサリアム・アライアンスを結成したことで注目度が加速している。
ちなみに、現在のイーサリアムのフェアバリューを時価総額と売買代金(流動性)の割合から資産してみると約228.5米ドルとなり、現在の価格はやや割高との見方もある。
<>