6月28日のNY為替概況
[17/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円93銭から112円31銭まで上昇した。米国の5月中古住宅販売成約の伸びが予想外の減少となったため、一時ドル売りが優勢となった。その後、英欧金利の上昇、低調な7年債入札などを背景にした米債利回り上昇に伴うドル買いが再燃。また、クロス円絡みの買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1292ドルへ急落後、1.1391ドルまで上昇した。欧州中央銀行(ECB)の関係者が昨日のドラギECB総裁の発言を「市場は間違って解釈」と指摘し、ECBの金融政策の正常化を意図したものではないことを明らかにしたため一時ユーロ買いが後退。しかし、ECBが速やかに異例な緩和策を縮小するとの思惑は払拭せずユーロ買いが再燃した。ユーロ・円は、126円49銭へ下落後、127円78銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2818ドルから1.2972ドルへ上昇した。英国中央銀行のカーニー総裁が緩和策のいくらかの解除が必要となる可能性に言及したため、年内の利上げ観測が浮上し、ポンド買いが加速した。
ドル・スイスは、0.9647フランへ上昇後、0.9579フランへ下落した。
[経済指標]・米・5月中古住宅販売成約指数:前月比‐0.8%(予想:+1.0%、4月:−1.7%←-1.3%)・米・5月卸売在庫:前月比+0.3%(予想:+0.2%、4月:−0.4%←-0.5%)・米・5月前渡商品貿易収支:−659億ドル(予想:−660億ドル、4月:-671億ドル←−676億ドル)
<KY>
ユーロ・ドルは、1.1292ドルへ急落後、1.1391ドルまで上昇した。欧州中央銀行(ECB)の関係者が昨日のドラギECB総裁の発言を「市場は間違って解釈」と指摘し、ECBの金融政策の正常化を意図したものではないことを明らかにしたため一時ユーロ買いが後退。しかし、ECBが速やかに異例な緩和策を縮小するとの思惑は払拭せずユーロ買いが再燃した。ユーロ・円は、126円49銭へ下落後、127円78銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2818ドルから1.2972ドルへ上昇した。英国中央銀行のカーニー総裁が緩和策のいくらかの解除が必要となる可能性に言及したため、年内の利上げ観測が浮上し、ポンド買いが加速した。
ドル・スイスは、0.9647フランへ上昇後、0.9579フランへ下落した。
[経済指標]・米・5月中古住宅販売成約指数:前月比‐0.8%(予想:+1.0%、4月:−1.7%←-1.3%)・米・5月卸売在庫:前月比+0.3%(予想:+0.2%、4月:−0.4%←-0.5%)・米・5月前渡商品貿易収支:−659億ドル(予想:−660億ドル、4月:-671億ドル←−676億ドル)
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