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今週の【JASDAQ市場】7月3日〜7日『手じまいの動きやイベント控え地合い軟調も、材料株やテーマ株に関心向かう』

注目トピックス 市況・概況
【反発、低位株やRIZAP傘下への物色が続く】3日(月)

■概況■3274.47、+22.80
3日のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20は反発、J-Stock Indexは続伸となった。値上がり数は422、値下がり数は217、変わらずは62。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後も順調に上げ幅を広げる展開となった。

◆注目銘柄◆
レカム<3323>が上昇率トップ。低位株物色の流れで終日上げ幅を広げる展開となり、年初来高値を更新。コンセック<9895>は、無電柱化関連株として関心を集めた。東京都議会議員選挙では、小池都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が大勝し、都議会第1党となった。これを受けて、同氏の政策が進みやすくなるとの見方から関連銘柄に物色が向かったようだ。SDエンター<4650>、パスポート<7577>、ぱど<4833>、イデアインター<3140>などRIZAPグループ<2928>傘下の企業にも連日物色が継続している。その他、テラ<2191>、INEST<3390>、日本一S<3851>、ANAP<3189>などが上昇率上位にランクイン。


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【反落、手仕舞いの動きが広がる】4日(火)

■概況■3247.69、-26.78
4日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って反落となった。値上がり数は206、値下がり数は440、変わらずは65。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。しかし、寄り付き直後を高値に、前場にマイナス転換。その後は、足元で活発だった低位株などでも手仕舞いの動きが見られ、大引けにかけて下げ幅を広げる展開となった。

◆注目銘柄◆
細谷火工<4274>が上昇率トップ。北朝鮮が現地時間午後3時半(日本時間午後4時)に重大発表を行うと一部メディアが報じており、同社や重松製作所<7980>、興研<7963>など防衛関連銘柄に物色が向かう展開となった。ビーマップ<4316>は、ジェイアール東日本企画及びY&N BrothersとM2M2S(Media to Mobile to Store)を事業とする新会社を7月25日に設立する予定と発表している。ニックス<4243>は、大阪南港で強い毒を持つ「ヒアリ」の女王とみられる死骸が見つかったと報じられたことが材料視された。これまでに見つかったヒアリはいずれも働きアリで、女王アリであった場合国内初となる(現時点では不明)。女王アリは1日に大量の卵を産むとされ、防虫製品を手掛ける同社などの企業に関心が向かった。ディーエムソリュ<6549>は、東京都日野市に新物流施設フルフィルメントセンターを開設したと発表。高度な品質管理、発送までのリードタイム短縮など出荷処理能力向上が可能になることから、関心を集めたようだ。その他、デジタルアドベンチャー<4772>、五洋インテックス<7519>、サンキャピタル<2134>、ラクオリア創薬<4579>などが上昇率上位にランクイン。

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【反発、材料株やテーマ株への物色が中心に】5日(水)

■概況■3255.18、+7.49
5日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って反発となった。値上がり数は385、値下がり数は232、変わらずは84。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後は、材料株やテーマ株への物色の動きが強まり、大引けにかけて上げ幅を広げる展開となった。


◆注目銘柄◆
トレイダーズ<8704>が上昇率トップ。仮想通貨関連として、短期資金の関心を集めたようだ。暁飯島工業<1997>は一時ストップ高で年初来高値更新。第3四半期決算とともに、17年8月期業績予想の上方修正を発表しており、材料視されたようだ。通期営業利益見通しは従来の6.10億円から7.60億円へと引き上げている。レカム<3323>は、引き続き中国子会社の上場期待が株価を押し上げ。強い毒を持つ「ヒアリ」が日本国内で相次いで見つかり、前日には大阪南港で女王アリと巣が確認されていることから、ニックス<4243>など防虫・殺虫関連に引き続き物色が継続。フェローテク<6890>は、第1四半期の業績観測が報じられており、これが好感された。その他、野村マイクロ<6254>、ビーマップ<4316>、ANAP<3189>、内外テック<3374>などが上昇率上位にランクイン。

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【続伸、狭いレンジ内での取引に】6日(木)

■概況■3259.46、+4.28
6日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続伸、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反落となった。値上がり数は314、値下がり数は294、変わらずは83。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。しかし、G20首脳会議や週末の米雇用統計などを控えていることもあり、その後は買いが続かず、狭いレンジ内での取引となった。


◆注目銘柄◆
INEST<3390>が上昇率トップ。増資をきっかけに今後の事業展開への思惑や成長期待から短期資金が向かったようだ。アテクト<4241>は、ディーゼルターボ用部品の採用期待が再燃か。ビーマップ<4316>は、ジェイアール東日本企画などとの新会社設立で引き続き買いが継続。ヤマックス<5285>は年初来高値更新。土木用・建築用コンクリート二次製品で高いシェアを有しており、九州北部の記録的豪雨を受けて復興需要への思惑から物色が向かったようだ。フォーサイド<2330>は煮詰まり感台頭でもち合い上放れ意識も。パスポート<7577>、ぱど<4833>、SDエンター<4650>などRIZAPグループ傘下の企業は、足元で利食いに押されていたが、本日は買われる展開に。その他、IPS<4335>、トレイダーズ<8704
>、アイフリーク<3845>、ヤマウ<5284>などが上昇率上位にランクイン。

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【続伸、ビーマップが上昇率トップに】7日(金)

■概況■3264.52、+5.06
7日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続伸、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は303、値下がり数は318、変わらずは71。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。しかし、寄り付き直後を安値に下げ幅を縮めると、大引けにかけて上げ幅を広げ、本日の高値で取引を終えている。


◆注目銘柄◆
ビーマップ<4316>がストップ高で上昇率トップ。ジェイアール東日本企画及びY&NBrothersとM2M2S(Media to Mobile to Store)を事業とする新会社を7月25日(予定)に設立すると発表している。この発表を材料に同社株は前日まで3営業日連続でストップ高比例配分となり、本日は東証が制限値幅の上限を拡大したが、引き続き買いが殺到する展開が継続。ケアサービス<2425>は、中国子会社が17年9月中旬からエンゼルケア事業を開始する契約を締結したと発表したことで、中国事業への期待感が再燃する格好。アイフリーク<3845>は、信用高値期日通過で思惑が向かったもよう。その他、GFA<8783>、プラコー<6347>、三相電機<6518>、イメージ情報開発<3803>などが上昇率上位にランクイン。

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