今週の【マザーズ市場】7月24日〜28日『地合軟調に、週末にかけ主力処のポジション調整も』
[17/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【4日ぶり反落、軟調地合いで利益確定売り】24日(月)
■概況■1182.17、-7.61
24日(月)のマザーズ市場は、日経平均が3ケタの下落となるなど相場全体の軟調地合いを背景に、売り優勢の展開となった。マザーズ指数は前週末までの上昇で節目の1200ptに迫る場面があり、こうしたことも利益確定の動きを誘ったようだ。物色は一部の材料株やテーマ株に向かったが、広がりを欠いた。なお、マザーズ指数は4日ぶり反落、売買代金は概算で1201.85億円。騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり130銘柄、変わらず5銘柄となった。
◆注目銘柄◆
売買代金トップのアンジェス<4563>が取引時間中の年初来高値更新後に反落したほか、GNI<2160>、ソウルドアウト<6553>、サイバーS<3810>、メタップス<6172>、SOSEI<4565>などが下落。UNITED<2497>は投資先の上場観測報道を受けて買いが先行したが、結局小幅なマイナスで取引を終えた。また、第1四半期業績予想の修正を発表したドリコム<3793>が急反落し、ホープ<6195>やBS<3623>などとともにマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、REMIX<3825>、Gunosy<6047>、イグニス<3689>などが上昇。早稲田大学の新規事業にスクール業務向け管理システムが採用されたメディアシーク<4824>はストップ高。また、がんの血液検査に係る報道から物色が向かったPSS<7707>や、AI(人工知能)・人材関連として注目されるアトラエ<6194>が10%超の大幅高となった。
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【反発、大型株手控えで物色向かう】25日(火)
■概況■1187.07、+4.90
25日(火)のマザーズ市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や決算の本格化を前に主力大型株が手控えムードとなるなか、値幅取り狙いの物色が新興市場の中小型株に向かい、しっかりした展開となった。個別材料を手掛かりとした物色に加え、このところ調整していた銘柄のリバウンド狙いの動きなどが見られた。ただ、買いが続かず伸び悩む銘柄も散見され、資金の逃げ足の速さが窺えた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1102.82億円。騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり115銘柄、変わらず10銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのサイバーS<3810>が急反発したほか、REMIX<3825>、Gunosy<6047>、UNITED<2497>、ブライトパス<4594>などが上昇。ブライトパスはリリースを受けて朝方大きく買われる場面もあったが、その後上げ幅を縮める展開となった。また、前日発表の決算や信用規制解除を受けてASJ<2351>がストップ高まで買われ、直近IPO銘柄のツナグS<6551>も運用会社による大量保有報告書提出が材料視されて一時ストップ高となった。一方、GNI<2160>、ソウルドアウト<6553>、メタップス<6172>などが下落。JMC<5704>が業績予想の下方修正を発表して後場急落し、マザーズ下落率トップとなった。
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【値動きの軽い小型株中心に買い】26日(水)
■概況■1190.51、+3.44
26日(水)のマザーズ市場では、値動きの軽い小型株や足元強い値動きの銘柄を中心に買いが入った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、日経平均が朝高後に上値の重い展開となったことから、前日に続き値幅取り狙いの物色が新興市場銘柄に向かったようだ。ただ、上値では利益確定の動きも見られ、マザーズ指数は前場に本日の高値を付けると伸び悩んだ。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1210.81億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり121銘柄、変わらず10銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのアンジェス<4563>やサイバーS<3810>、ASJ<2351>などが上昇。IIF<6545>や直近IPO銘柄のユニネク<3566>はストップ高まで買われた。IIFは前日に公表された機関投資家による保有株増の変更報告書が引き続き支援材料として意識されたようだ。東証2部への市場変更を発表したパス<3840>や直近IPO銘柄のツナグS<6551>も10%超の大幅高となった。一方、UNITED<2497>、SOSEI<4565>、ドリコム<3793>などが下落し、REMIX<3825>やGunosy<6047>は小安い。また、プラッツ<7813>、カナミックN<3939>、Trends<6069>がマザーズ下落率上位となった。
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【反落、引けにかけてポジション調整の流れ】27日(木)
■概況■1184.86、-5.65
27日(木)のマザーズ市場では、前日比ほぼ変わらずのスタートとなった後、任天堂<7974>や日本電産<6594>などを中心とした主力処に資金が向かうなか、中小型株はやや弱含んだ。その後は、明日28日に控える決算発表の第1弾のピークを前に様子見ムードが強まり、大引けにかけてポジション調整の売りが強まった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1034.55億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり139銘柄、変わらず15銘柄となった。
◆注目銘柄◆
アンジェス<4563>やREMIX<3825>、サイバーS<3810>が下落した。一方で、JPモルガン証券による新規強気格付の開始を受けたアカツキ<3932>が上場来高値を更新したほか、ユニフォームネクスト<3566>やBS<3623>などが上昇となった。BSは、スマホ決済アプリである「PayB」の取扱いにおける大日本印刷<7912>との業務提携発表を受け急伸する場面がみられた。また、値下がり率上位には、ASJ<2351>やツナグS<6551>、MRT<6034>などが並んだ。一方の値上がり率上位では、ソーシャルワイヤー<3929>やsMedio<3913>、GMOリサーチ<3695>が大幅上昇をみせた。ソーシャルワイヤーは、マーケティング分野において、決済代行サービスなどを手掛けるソフトバンク・ペイメント・サービスとの業務提携が好感された。
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【続落、主力処の地合い悪化の流れ受ける】28日(金)
■概況■1162.94、-21.92
28日(金)のマザーズ市場では、前日比ほぼ変わらずのスタートとなった後に、引けにかけて売り込まれる展開となった。週末要因に加えて、決算発表の第1弾のピークを前に大引けにかけて主力処のポジション調整の売りが強まるなか、相場全体の地合い悪化の流れとともにマザーズ指数も引けにかけて25日線水準を割り込む展開となった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1160.72億円。騰落数は、値上がり35銘柄、値下がり195銘柄、変わらず9銘柄となった。
◆注目銘柄◆
GNI<2160>や直近IPO銘柄であるユニフォームネクスト<3566>、サイバーS<3810>が下落した一方で、アカツキ<3932>やアンジェス<4563>、REMIX<3825>は上昇となった。値下がり率上位では、ドリコム<3793>やソーシャルワイヤー<3929>、ASJ<2351>などが2ケタ%の下落となった。ドリコムは、先行投資がかさんで17年4-9月期の減益見通しが嫌気された。上昇率上位には、sMedio<3913>やAppBank<6177>、トレンダーズ<6069>が並んだ。
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<DM>
■概況■1182.17、-7.61
24日(月)のマザーズ市場は、日経平均が3ケタの下落となるなど相場全体の軟調地合いを背景に、売り優勢の展開となった。マザーズ指数は前週末までの上昇で節目の1200ptに迫る場面があり、こうしたことも利益確定の動きを誘ったようだ。物色は一部の材料株やテーマ株に向かったが、広がりを欠いた。なお、マザーズ指数は4日ぶり反落、売買代金は概算で1201.85億円。騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり130銘柄、変わらず5銘柄となった。
◆注目銘柄◆
売買代金トップのアンジェス<4563>が取引時間中の年初来高値更新後に反落したほか、GNI<2160>、ソウルドアウト<6553>、サイバーS<3810>、メタップス<6172>、SOSEI<4565>などが下落。UNITED<2497>は投資先の上場観測報道を受けて買いが先行したが、結局小幅なマイナスで取引を終えた。また、第1四半期業績予想の修正を発表したドリコム<3793>が急反落し、ホープ<6195>やBS<3623>などとともにマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、REMIX<3825>、Gunosy<6047>、イグニス<3689>などが上昇。早稲田大学の新規事業にスクール業務向け管理システムが採用されたメディアシーク<4824>はストップ高。また、がんの血液検査に係る報道から物色が向かったPSS<7707>や、AI(人工知能)・人材関連として注目されるアトラエ<6194>が10%超の大幅高となった。
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【反発、大型株手控えで物色向かう】25日(火)
■概況■1187.07、+4.90
25日(火)のマザーズ市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や決算の本格化を前に主力大型株が手控えムードとなるなか、値幅取り狙いの物色が新興市場の中小型株に向かい、しっかりした展開となった。個別材料を手掛かりとした物色に加え、このところ調整していた銘柄のリバウンド狙いの動きなどが見られた。ただ、買いが続かず伸び悩む銘柄も散見され、資金の逃げ足の速さが窺えた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1102.82億円。騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり115銘柄、変わらず10銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのサイバーS<3810>が急反発したほか、REMIX<3825>、Gunosy<6047>、UNITED<2497>、ブライトパス<4594>などが上昇。ブライトパスはリリースを受けて朝方大きく買われる場面もあったが、その後上げ幅を縮める展開となった。また、前日発表の決算や信用規制解除を受けてASJ<2351>がストップ高まで買われ、直近IPO銘柄のツナグS<6551>も運用会社による大量保有報告書提出が材料視されて一時ストップ高となった。一方、GNI<2160>、ソウルドアウト<6553>、メタップス<6172>などが下落。JMC<5704>が業績予想の下方修正を発表して後場急落し、マザーズ下落率トップとなった。
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【値動きの軽い小型株中心に買い】26日(水)
■概況■1190.51、+3.44
26日(水)のマザーズ市場では、値動きの軽い小型株や足元強い値動きの銘柄を中心に買いが入った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、日経平均が朝高後に上値の重い展開となったことから、前日に続き値幅取り狙いの物色が新興市場銘柄に向かったようだ。ただ、上値では利益確定の動きも見られ、マザーズ指数は前場に本日の高値を付けると伸び悩んだ。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1210.81億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり121銘柄、変わらず10銘柄となった。
◆注目銘柄◆
マザーズ売買代金トップのアンジェス<4563>やサイバーS<3810>、ASJ<2351>などが上昇。IIF<6545>や直近IPO銘柄のユニネク<3566>はストップ高まで買われた。IIFは前日に公表された機関投資家による保有株増の変更報告書が引き続き支援材料として意識されたようだ。東証2部への市場変更を発表したパス<3840>や直近IPO銘柄のツナグS<6551>も10%超の大幅高となった。一方、UNITED<2497>、SOSEI<4565>、ドリコム<3793>などが下落し、REMIX<3825>やGunosy<6047>は小安い。また、プラッツ<7813>、カナミックN<3939>、Trends<6069>がマザーズ下落率上位となった。
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【反落、引けにかけてポジション調整の流れ】27日(木)
■概況■1184.86、-5.65
27日(木)のマザーズ市場では、前日比ほぼ変わらずのスタートとなった後、任天堂<7974>や日本電産<6594>などを中心とした主力処に資金が向かうなか、中小型株はやや弱含んだ。その後は、明日28日に控える決算発表の第1弾のピークを前に様子見ムードが強まり、大引けにかけてポジション調整の売りが強まった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1034.55億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり139銘柄、変わらず15銘柄となった。
◆注目銘柄◆
アンジェス<4563>やREMIX<3825>、サイバーS<3810>が下落した。一方で、JPモルガン証券による新規強気格付の開始を受けたアカツキ<3932>が上場来高値を更新したほか、ユニフォームネクスト<3566>やBS<3623>などが上昇となった。BSは、スマホ決済アプリである「PayB」の取扱いにおける大日本印刷<7912>との業務提携発表を受け急伸する場面がみられた。また、値下がり率上位には、ASJ<2351>やツナグS<6551>、MRT<6034>などが並んだ。一方の値上がり率上位では、ソーシャルワイヤー<3929>やsMedio<3913>、GMOリサーチ<3695>が大幅上昇をみせた。ソーシャルワイヤーは、マーケティング分野において、決済代行サービスなどを手掛けるソフトバンク・ペイメント・サービスとの業務提携が好感された。
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【続落、主力処の地合い悪化の流れ受ける】28日(金)
■概況■1162.94、-21.92
28日(金)のマザーズ市場では、前日比ほぼ変わらずのスタートとなった後に、引けにかけて売り込まれる展開となった。週末要因に加えて、決算発表の第1弾のピークを前に大引けにかけて主力処のポジション調整の売りが強まるなか、相場全体の地合い悪化の流れとともにマザーズ指数も引けにかけて25日線水準を割り込む展開となった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1160.72億円。騰落数は、値上がり35銘柄、値下がり195銘柄、変わらず9銘柄となった。
◆注目銘柄◆
GNI<2160>や直近IPO銘柄であるユニフォームネクスト<3566>、サイバーS<3810>が下落した一方で、アカツキ<3932>やアンジェス<4563>、REMIX<3825>は上昇となった。値下がり率上位では、ドリコム<3793>やソーシャルワイヤー<3929>、ASJ<2351>などが2ケタ%の下落となった。ドリコムは、先行投資がかさんで17年4-9月期の減益見通しが嫌気された。上昇率上位には、sMedio<3913>やAppBank<6177>、トレンダーズ<6069>が並んだ。
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