米国株見通し:イベント通過でアク抜け意識も、米国懸念が重しに
[17/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
S&P500先物 2439.75(-2.75) (18:15現在)
ナスダック100先物 5812.75(-12.25) (18:15現在)
18:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは前日比35ドル安程度で推移。欧州市場は、英国が休場となるほか、その他は全般小幅に下落して推移している。原油先物相場は小幅に下落して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや売り優勢の展開から始まろう。
25日の米株式市場はまちまちだった。注目されたジャクソンホール会合については、欧米中央銀行のトップが金融政策に言及しなかった。もっとも、ドラギ総裁は金融政策に関する新たなメッセージを発することはない見通しとも伝えられていたほか、米イエレン議長については利上げ時期には踏み込まないのがメーンシナリオであり、サプライズは無い。
一先ずイベント通過によるアク抜けが意識されそうだが、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保ができなければ、政府機関の閉鎖も辞さないと言及するなか、9月末に向けて政府閉鎖といった懸念が次第に強まるため、米国の財政運営への懸念がリスク要因になるだろう。米経済指標や金融政策、政権運営への不透明感を背景に模様眺めムードが強まりやすく、ポジション圧縮の流れも警戒しておきたい。
<KK>
ナスダック100先物 5812.75(-12.25) (18:15現在)
18:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは前日比35ドル安程度で推移。欧州市場は、英国が休場となるほか、その他は全般小幅に下落して推移している。原油先物相場は小幅に下落して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや売り優勢の展開から始まろう。
25日の米株式市場はまちまちだった。注目されたジャクソンホール会合については、欧米中央銀行のトップが金融政策に言及しなかった。もっとも、ドラギ総裁は金融政策に関する新たなメッセージを発することはない見通しとも伝えられていたほか、米イエレン議長については利上げ時期には踏み込まないのがメーンシナリオであり、サプライズは無い。
一先ずイベント通過によるアク抜けが意識されそうだが、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保ができなければ、政府機関の閉鎖も辞さないと言及するなか、9月末に向けて政府閉鎖といった懸念が次第に強まるため、米国の財政運営への懸念がリスク要因になるだろう。米経済指標や金融政策、政権運営への不透明感を背景に模様眺めムードが強まりやすく、ポジション圧縮の流れも警戒しておきたい。
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