NY為替:ユーロ続伸、ECBによる緩和策縮小の思惑残る
[17/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円41銭まで上昇後、109円05銭まで反落し、109円26銭で引けた。米国の7月卸売在庫速報値が予想を上回ったためドル買いが一時優勢となったが、株安や米債利回りの低下を意識してドル売り・円買いが広がり、ドルは伸び悩んだ。ユーロ・ドルは、1.1922ドルから1.1984ドルまで上昇し、1.1979ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が次回の定例理事会で、量的緩和(QE)の規模縮小計画を発表するとの見方が根強く、ユーロ買いが継続した。ユーロ・円は、130円27銭から130円97銭まで上昇。ユーロ圏の金利先高感を受けたユーロ買いが続いた。ポンド・ドルは、1.2907ドルから1.2943ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9538フランから0.9569フランへ上昇した。ユーロ・スイス絡みでのフラン売りが観測された。
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