個別銘柄戦略:ミサイル発射受けリスク回避的な流れに、中小型株へ物色
[17/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日本株市場は神経質な相場展開になろう。北朝鮮西岸から北東に向かってミサイルが午前5時58分ごろ発射された。北海道の襟裳岬東方の東、およそ1180キロの太平洋上に落下と推定されており、この影響からシカゴ225先物は時間外で一時19100円を下回る場面もみられている。この流れを受けて先物主導によるインデックス売買の影響を受けそうである。出来高が低水準の中であり、より影響が出やすいとみられる。ただし、足元では北朝鮮に対する地政学リスクへの警戒が強まっていたほか、米経済指標や金融政策、政権運営への不透明感を背景に模様眺めムードが強まりやすい状況だった。
テクニカル的にも19000円処は射程に入っていたことから、売り一巡後は値ごろ感からの押し目拾いのスタンスになりやすいだろう。物色としては、リスク回避的なこの流れがより顕著に表れ、中小型株への物色が強まりそうである。テーマとしては防衛のほか、為替が不安定ななかで、ビットコインにも関心が集まりやすいだろう。その他、米アップルは9月12日に新製品発表会を開催する予定と、複数の関係者の話として、米紙WSJが伝えている。アップル関連や有機ELなどへの押し目拾いも意識しておきたい。
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テクニカル的にも19000円処は射程に入っていたことから、売り一巡後は値ごろ感からの押し目拾いのスタンスになりやすいだろう。物色としては、リスク回避的なこの流れがより顕著に表れ、中小型株への物色が強まりそうである。テーマとしては防衛のほか、為替が不安定ななかで、ビットコインにも関心が集まりやすいだろう。その他、米アップルは9月12日に新製品発表会を開催する予定と、複数の関係者の話として、米紙WSJが伝えている。アップル関連や有機ELなどへの押し目拾いも意識しておきたい。
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