今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆131円前後で推移
[17/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.0458ドル(2015/3/16)まで下げた後、一時1.1714ドル(2015/8/24)まで反発したが、1.0524ドル(2015/12/03)まで反落。1.1616ドル(2016/05/03)まで戻した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は9月の理事会で金融緩和策縮小を検討するとの思惑などで1.2070ドル(2017/08/29)まで上昇した。
ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後124円10銭(2016/12/15)から114円85銭(2017/04/17)の範囲内で推移したが、ECBの金融緩和策縮小観測などを意識して、131円71銭(2017/08/30)まで買われている。
本日31日のユーロ・円は、131円前後で推移か。米ドル・円相場は円安方向に振れているが、ユーロ圏と米国の金利差拡大の思惑は残されており、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは一服した。足元のドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは131円台後半で上げ渋る展開が予想される。
【ユーロ売り要因】
・9月に米バランスシート縮小開始との見方
・米税制改革年内実現への期待
・ECBは過度のユーロ高を懸念しているとの見方
【ユーロ買い要因】
・ECBによる量的緩和策の段階的縮小の思惑
・ユーロ圏の失業率低下
・米年内追加利上げ観測の後退
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ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後124円10銭(2016/12/15)から114円85銭(2017/04/17)の範囲内で推移したが、ECBの金融緩和策縮小観測などを意識して、131円71銭(2017/08/30)まで買われている。
本日31日のユーロ・円は、131円前後で推移か。米ドル・円相場は円安方向に振れているが、ユーロ圏と米国の金利差拡大の思惑は残されており、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは一服した。足元のドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは131円台後半で上げ渋る展開が予想される。
【ユーロ売り要因】
・9月に米バランスシート縮小開始との見方
・米税制改革年内実現への期待
・ECBは過度のユーロ高を懸念しているとの見方
【ユーロ買い要因】
・ECBによる量的緩和策の段階的縮小の思惑
・ユーロ圏の失業率低下
・米年内追加利上げ観測の後退
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