アメリカ、当局規制下でICOトークン取引の場が広まる可能性【フィスコ・ビットコインニュース】
[17/09/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
Overstockというアメリカの大手オンラインショップの子会社Mediciは27日、米国証券取引委員会(SEC)と米国金融業規制機構(FINRA)の監督の下で「有価証券」と分類されたトークンを扱う取引所に対して、代替的取引システム(ATS、alternative trading system)を提供する予定であることを明かした。トークンを扱うATSというのは初めての取り組み。また、現在各国でその規制問題が注目されるICO(Initial Coin Offering、トークンを利用した資金調達の一種)で利用されるトークンにとって、取引の場が一気に拡大する機会となる可能性がある。
同ATSは、まずはニューヨーク証券取引所やナスダックなどのメジャーな取引所へと提供されることになるようだ。投資家にとっては、合法的にトークンを取引する便利な機会が提供されたこととなる。
中国では、当局が9月に入って国内のICO活動や仮想通貨取引を禁止すると発表した。規制内容は国内での新規ICO活動の禁止とともに、これまでのICOによる資金調達も返還を求めるなどの厳しいもので、また仮想通貨取引所も相次いで運営停止などに追いやられることとなった。アメリカにおいては、7月にSECよりICOの法規制の確認と、投資の際の注意喚起が呼びかけられていたが、今回のATS開設の報道によって、両国の規制方針の違いが明らかとなった形だ。
<DM>
同ATSは、まずはニューヨーク証券取引所やナスダックなどのメジャーな取引所へと提供されることになるようだ。投資家にとっては、合法的にトークンを取引する便利な機会が提供されたこととなる。
中国では、当局が9月に入って国内のICO活動や仮想通貨取引を禁止すると発表した。規制内容は国内での新規ICO活動の禁止とともに、これまでのICOによる資金調達も返還を求めるなどの厳しいもので、また仮想通貨取引所も相次いで運営停止などに追いやられることとなった。アメリカにおいては、7月にSECよりICOの法規制の確認と、投資の際の注意喚起が呼びかけられていたが、今回のATS開設の報道によって、両国の規制方針の違いが明らかとなった形だ。
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