【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株大臣福ちゃん:ウィンターストック関連銘柄
[17/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年9月28日9時に執筆
残暑は厳しかったたものの8月半ばには暑さが和らいだ日本はこれから、秋を経て冬に向かっていく。冬にはクリスマスをはじめとした商戦や年末年始の帰省といったイベントがあるほか、冬ならではのスポーツ等を楽しむ人もいる。日本企業の好業績に対する評価と合わせて、少し気分は早いかもしれないが「ウィンターストック」に関心が集まることも期待されるだろう。
〇ウィンターストック関連銘柄が注目されている理由とは?
景気回復が進んでいることや、個人を対象とするビジネスで値上げの動きが見られていることなどから、冬に向けて個人消費の伸びが期待できるウィンターストック関連銘柄に今後注目が集まっていくだろう。また、インバウンド需要に期待できるスキー場施設やリゾートの他、インフルエンザ等の感染症対策に役立つマスクや医薬品の製造・販売など様々なビジネスにとっても冬場はチャンスとなる。。さらに、厳冬となった場合には除雪ビジネスが、暖冬の場合にも温泉施設等への旅行の好調が見込みやすくなるなど、気象状況に関わらず何らかの銘柄が恩恵を受けることになる。ウィンターストック関連銘柄は幅広いため、小型株、割安株、高配当株など投資しやすいタイプの銘柄を見つけやすい点も魅力だ。
〇衆議院解散もまたひとつの材料
日本はデフレこそ脱却したものの、依然として物価上昇率は低迷している。個人消費が伸び悩んでいることが一因だ。しかし、低価格が売りの鳥貴族<3193>が値上げを発表するなど、個人向けビジネスにおいて値上げの動きも各所で出始めている。足元では衆議院解散に向かっているほか、FRBが資産規模縮小を決めたことなどもあり、相場環境は良好と言えるだろう。今後も相場の好調が続けば金融資産の増加も後押しする形で、クリスマスや年末年始に消費拡大が期待できそうだ。衆議院選挙に向けて安倍政権が消費税の10%への増税分の使途を一部変更し、教育分野の予算に回すことを検討している。実現すれば子育て世帯にとっては明るいニュースであり、浮いた子育てや教育周りの資金が子供向け製品等の売上に繋がる可能性も期待できるかもしれない。
○ウィンターストック関連銘柄
<4519>中外製薬
スイス製薬ロシュ傘下の医薬品大手。抗インフルエンザ薬「タミフル」などを製造している。冬場にはインフルエンザが毎年のように流行するため、タミフル需要が拡大する。感染症の大流行が起きれば多くのウィンターストックにとっては逆風となる中、医薬品やマスク製造企業については、恩恵に期待ができる。
<7974>任天堂
ゲームビジネスに取り組んでいる。スマートフォンで手軽に楽しめるアプリゲームが人気となっている時代の中でも、同社が販売しているスイッチ本体やソフトの販売は好調だ。クリスマスや年末年始にはプレゼント需要が発生する他、自宅でゲームを楽しみたい層の動きも予想され売上が伸びやすいとみている。
<3099>三越伊勢丹ホールディングス
三越と伊勢丹を核とする百貨店大手。近年はインターネット通販などに押される形だったが、インバウンド需要等により持ち直している面もある。年末年始はクリスマスやお歳暮、新春バーゲン等のイベントが目白押しであり、大きな収益を上げるチャンスと言える。
<9873>日本KFCホールディングス
ケンタッキー・フライド・チキンで知られる。クリスマスにチキンを食べる習慣も浸透していることから、クリスマスには需要拡大が期待できる。自社店舗で使用できる商品券を株主優待として提供しているほか、配当利回りも足元で2%以上あるため個人投資家が買いやすい銘柄とも言えるだろう。
〇ウィンターストック関連銘柄福ちゃん的まとめ
ウィンターストック関連銘柄は、冬に向けて景気回復への実感が高まれば大幅上昇しやすくなる。ウィンタースポーツ関連から感染症対策、クリスマス商戦や年末商戦に期待できる銘柄など幅広くあるため、自分の投資スタイルに合った銘柄を狙いたい。
このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議
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※2017年9月28日9時に執筆
残暑は厳しかったたものの8月半ばには暑さが和らいだ日本はこれから、秋を経て冬に向かっていく。冬にはクリスマスをはじめとした商戦や年末年始の帰省といったイベントがあるほか、冬ならではのスポーツ等を楽しむ人もいる。日本企業の好業績に対する評価と合わせて、少し気分は早いかもしれないが「ウィンターストック」に関心が集まることも期待されるだろう。
〇ウィンターストック関連銘柄が注目されている理由とは?
景気回復が進んでいることや、個人を対象とするビジネスで値上げの動きが見られていることなどから、冬に向けて個人消費の伸びが期待できるウィンターストック関連銘柄に今後注目が集まっていくだろう。また、インバウンド需要に期待できるスキー場施設やリゾートの他、インフルエンザ等の感染症対策に役立つマスクや医薬品の製造・販売など様々なビジネスにとっても冬場はチャンスとなる。。さらに、厳冬となった場合には除雪ビジネスが、暖冬の場合にも温泉施設等への旅行の好調が見込みやすくなるなど、気象状況に関わらず何らかの銘柄が恩恵を受けることになる。ウィンターストック関連銘柄は幅広いため、小型株、割安株、高配当株など投資しやすいタイプの銘柄を見つけやすい点も魅力だ。
〇衆議院解散もまたひとつの材料
日本はデフレこそ脱却したものの、依然として物価上昇率は低迷している。個人消費が伸び悩んでいることが一因だ。しかし、低価格が売りの鳥貴族<3193>が値上げを発表するなど、個人向けビジネスにおいて値上げの動きも各所で出始めている。足元では衆議院解散に向かっているほか、FRBが資産規模縮小を決めたことなどもあり、相場環境は良好と言えるだろう。今後も相場の好調が続けば金融資産の増加も後押しする形で、クリスマスや年末年始に消費拡大が期待できそうだ。衆議院選挙に向けて安倍政権が消費税の10%への増税分の使途を一部変更し、教育分野の予算に回すことを検討している。実現すれば子育て世帯にとっては明るいニュースであり、浮いた子育てや教育周りの資金が子供向け製品等の売上に繋がる可能性も期待できるかもしれない。
○ウィンターストック関連銘柄
<4519>中外製薬
スイス製薬ロシュ傘下の医薬品大手。抗インフルエンザ薬「タミフル」などを製造している。冬場にはインフルエンザが毎年のように流行するため、タミフル需要が拡大する。感染症の大流行が起きれば多くのウィンターストックにとっては逆風となる中、医薬品やマスク製造企業については、恩恵に期待ができる。
<7974>任天堂
ゲームビジネスに取り組んでいる。スマートフォンで手軽に楽しめるアプリゲームが人気となっている時代の中でも、同社が販売しているスイッチ本体やソフトの販売は好調だ。クリスマスや年末年始にはプレゼント需要が発生する他、自宅でゲームを楽しみたい層の動きも予想され売上が伸びやすいとみている。
<3099>三越伊勢丹ホールディングス
三越と伊勢丹を核とする百貨店大手。近年はインターネット通販などに押される形だったが、インバウンド需要等により持ち直している面もある。年末年始はクリスマスやお歳暮、新春バーゲン等のイベントが目白押しであり、大きな収益を上げるチャンスと言える。
<9873>日本KFCホールディングス
ケンタッキー・フライド・チキンで知られる。クリスマスにチキンを食べる習慣も浸透していることから、クリスマスには需要拡大が期待できる。自社店舗で使用できる商品券を株主優待として提供しているほか、配当利回りも足元で2%以上あるため個人投資家が買いやすい銘柄とも言えるだろう。
〇ウィンターストック関連銘柄福ちゃん的まとめ
ウィンターストック関連銘柄は、冬に向けて景気回復への実感が高まれば大幅上昇しやすくなる。ウィンタースポーツ関連から感染症対策、クリスマス商戦や年末商戦に期待できる銘柄など幅広くあるため、自分の投資スタイルに合った銘柄を狙いたい。
このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議
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