10時00分時点の日経平均は81円高、半導体・電子材料関連の上げ目立つ
[17/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
10時00分現在の日経平均株価は21444.85円(前日比81.80円高)で推移している。18日の米国市場でNYダウは160ドル高と大幅に4日続伸し、終値で初めて23000ドルを上回った。米金利上昇とともに円相場も1ドル=113円台まで下落する場面があり、本日の日経平均はこうした流れを受けて86円高からスタートすると、一時21464.82円(同101.77円高)まで上昇して取引時間中の年初来高値を連日で更新した。ただ、連日の株価上昇で過熱感も意識されており、その後はややこう着感の強い展開となっている。
ここまでの東証1部の売買代金は概算で6671億円。東証1部の値上がり銘柄数は891で全体の43.9%、値下がり銘柄数は984、変わらずは154となっている。業種別では、不動産業、保険業、非鉄金属が上昇率上位となっており、石油・石炭製品や電気・ガス業がさえない。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>や三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、神戸鋼<5406>、三井住友<8316>などがしっかり。信越化<4063>が2%近く上昇し、SUMCO<3436>が3%超上昇するなど半導体・電子材料関連の上げが目立つ。信越化はセルロース誘導体を日欧で増産すると報じられている。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたタカラトミー<7867>が急伸し、足元活況のショーケース<3909>は急反発している。一方、トヨタ自<7203>や日立<6501>が小安く、ファナック<6954>などがさえない。enish<3667>は引き続き新作ゲームの配信開始による材料出尽くし感から大きく売られているようだ。
(株式アナリスト 小林大純)
<HK>
ここまでの東証1部の売買代金は概算で6671億円。東証1部の値上がり銘柄数は891で全体の43.9%、値下がり銘柄数は984、変わらずは154となっている。業種別では、不動産業、保険業、非鉄金属が上昇率上位となっており、石油・石炭製品や電気・ガス業がさえない。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>や三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、神戸鋼<5406>、三井住友<8316>などがしっかり。信越化<4063>が2%近く上昇し、SUMCO<3436>が3%超上昇するなど半導体・電子材料関連の上げが目立つ。信越化はセルロース誘導体を日欧で増産すると報じられている。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたタカラトミー<7867>が急伸し、足元活況のショーケース<3909>は急反発している。一方、トヨタ自<7203>や日立<6501>が小安く、ファナック<6954>などがさえない。enish<3667>は引き続き新作ゲームの配信開始による材料出尽くし感から大きく売られているようだ。
(株式アナリスト 小林大純)
<HK>