今日の為替市場ポイント:日経平均の動向が手掛かり材料に
[17/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のドル・円相場は、東京市場では113円97銭から114円32銭で推移。欧米市場ではドルは一時114円45銭まで買われたが、113円64銭まで反落し、113円69銭で取引を終えた。
本日30日のドル・円は、113円台後半で推移か。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長をめぐる思惑や米長期金利の低下を背景にドル売り・円買いが優勢となっている。ただ、新規材料に欠ける中、日経平均株価や米長期金利の動向を眺め、113円台後半で小動きとなりそうだ。
トランプ米大統領が米FRB次期議長に、パウエル現FRB理事を指名すると報じられていることから、今後の米金融政策が「ハト派」寄りとなるとの思惑が広がり、ドル売り・円買いが優勢となっている。また、米長期金利が低下していることも、ドル売りを促している。
一方、スペインのカタルーニャ州は前週末、スペインからの独立を宣言し、中央政府は対抗措置として同州の自治権停止を発動。スペインの政治不安が高まり、リスク回避目的の円買いも目立っている。ただ、全体的に新規材料に欠ける中、日経平均株価や米長期金利の動向を眺め、東京市場では113円台後半のレンジ内取引となりそうだ。
<CS>
本日30日のドル・円は、113円台後半で推移か。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長をめぐる思惑や米長期金利の低下を背景にドル売り・円買いが優勢となっている。ただ、新規材料に欠ける中、日経平均株価や米長期金利の動向を眺め、113円台後半で小動きとなりそうだ。
トランプ米大統領が米FRB次期議長に、パウエル現FRB理事を指名すると報じられていることから、今後の米金融政策が「ハト派」寄りとなるとの思惑が広がり、ドル売り・円買いが優勢となっている。また、米長期金利が低下していることも、ドル売りを促している。
一方、スペインのカタルーニャ州は前週末、スペインからの独立を宣言し、中央政府は対抗措置として同州の自治権停止を発動。スペインの政治不安が高まり、リスク回避目的の円買いも目立っている。ただ、全体的に新規材料に欠ける中、日経平均株価や米長期金利の動向を眺め、東京市場では113円台後半のレンジ内取引となりそうだ。
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