今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆132円前後で推移か
[17/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.1714ドル(2015/8/24)まで反発した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は9月の理事会で金融緩和策縮小を検討するとの思惑などで1.2092ドル(2017/08/29)まで上昇した。ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から134円41銭(2017/09/22)まで買われた。独立問題を巡るスペイン・カタルーニャ自治州とスペイン中央政府の対立はしばらく続くとみられる。スペインの内政不安を嫌気してユーロ買いは当面抑制される可能性がある。
本日のユーロ・円は132円前後で推移か。ECBは量的緩和策を段階的に縮小する計画を発表したが、低金利政策の長期化が予想されており、リスク選好的なユーロ買いがただちに広がる可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECBは金融緩和策の縮小を慎重に進める方針
・米年内追加利上げ&バランスシート縮小開始
・スペイン内政不安
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の景況感改善
・米長期金利低下
・日銀は現行の金融緩和策を長期間継続する可能性
<CS>
本日のユーロ・円は132円前後で推移か。ECBは量的緩和策を段階的に縮小する計画を発表したが、低金利政策の長期化が予想されており、リスク選好的なユーロ買いがただちに広がる可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECBは金融緩和策の縮小を慎重に進める方針
・米年内追加利上げ&バランスシート縮小開始
・スペイン内政不安
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の景況感改善
・米長期金利低下
・日銀は現行の金融緩和策を長期間継続する可能性
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