【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!
[17/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
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※2017年10月30日8時に執筆
■算出根拠となる独自総合指数値は、2.629(前日比↑) :(前日2.617)
◆米10年債金利:2.416(前日比↓)
◆米2年債金利:1.596(前日比↓)
◆米10・2年債金利差:0.820(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.347(前日比↓)
◆ドル円: 113.69円(前日比↓)
◆NY金:1,276.06(前日比↑)
◆シカゴ日経: 22,050円(前日比↑)
■今週の日経平均株価予想(10月30日〜11月3日)
始値:22,100円(先週末比↑)
高値:22,450円(先週末比↑)
安値:21,900円(先週末比↑)
終値:21,350円(先週末比↑)
■今週の日経平均株価予想
NY市場は米10年債金利とドル円は下落したものの、シカゴ日経225先物は22,050円(前日比195円高)で終えています。独自総合指数は、今期の最高値(2.629)をさらに更新。始値は22,100円辺りで始まり、高値は22,450円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りと地政学リスクも意識され上値は重いでしょう。週間では21,900円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと海外勢の買いが期待できるでしょう。終値は、上げ幅を縮めて21,350円辺りまで戻し、5日移動線(21,814円)が支持線として機能して、先週末を大幅に上回って終わる展開を想定しています。その他、ドル円は3日移動線(112.85円)が支持線となる展開を想定、安値112.70円辺りから高値114.50円辺りのレンジを予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いものの、安値圏では、押目買いが入ることも期待されるでしょう。地政学リスク要因次第では大きく動く場面もありそうです。
■今週予想参考の注目指数(1週目)
米長短金利差(10年−2年)は、概ね米国経済のインフレ先行期待値(判断基準は0.000%)と言われています。私は米長短金利差とドル円の関係性を分析しています。概ね米長短金利差が先行し、その後ドル円が動いて来ます。年始来の米長短金利差は、高値1.282%(2月6日)から安値0.738%(10月19日)で足元は0.820%辺りで推移。一方ドル円は、高値116.48円(1月4日)から安値107.78円(9月8日)で足元は113.68円辺りで推移、特に9月の北朝鮮リスクからは112.80円から114.20円辺りと値幅は限定的になっています。北朝鮮リスク時から両指標は乖離幅が拡大していますが、時間とともに収斂され乖離幅はどちらかに接近します。両指標の短期的には、基軸国債の米10年債金利は、トランプ政策の不安定化が意識され上値(2.477%)は重いでしょう、従って米長短金利差の急上昇は見込みづらく、今後はドル円が米長短金利差の方向に接近するでしょう。年末までのドル円は、上限値114.50円〜下限値108.50円レンジが想定できると見ています。
◆北朝鮮リスクの回避先としては、ドル円に資金が向かう動きは限定的ですが、日米欧国債・NY金・ビットコイン等が回避先として選ばれボラティリティが高まっています。
◆一般的にドル円との関連指標は、日米金利差(10年債)と言われています、日米金利差の上下幅でドル円の動きが説明されます。分析の仮説は、米長短金利差とドル円との指標では、米長短金利差の指標がリスク要因時に、ドル円より先行(英EU離脱・トランプ政権誕生時)して変化が表れている事が見て取れるようです。(あくまで私見です)
■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(指数化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。
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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新
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※2017年10月30日8時に執筆
■算出根拠となる独自総合指数値は、2.629(前日比↑) :(前日2.617)
◆米10年債金利:2.416(前日比↓)
◆米2年債金利:1.596(前日比↓)
◆米10・2年債金利差:0.820(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.347(前日比↓)
◆ドル円: 113.69円(前日比↓)
◆NY金:1,276.06(前日比↑)
◆シカゴ日経: 22,050円(前日比↑)
■今週の日経平均株価予想(10月30日〜11月3日)
始値:22,100円(先週末比↑)
高値:22,450円(先週末比↑)
安値:21,900円(先週末比↑)
終値:21,350円(先週末比↑)
■今週の日経平均株価予想
NY市場は米10年債金利とドル円は下落したものの、シカゴ日経225先物は22,050円(前日比195円高)で終えています。独自総合指数は、今期の最高値(2.629)をさらに更新。始値は22,100円辺りで始まり、高値は22,450円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りと地政学リスクも意識され上値は重いでしょう。週間では21,900円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと海外勢の買いが期待できるでしょう。終値は、上げ幅を縮めて21,350円辺りまで戻し、5日移動線(21,814円)が支持線として機能して、先週末を大幅に上回って終わる展開を想定しています。その他、ドル円は3日移動線(112.85円)が支持線となる展開を想定、安値112.70円辺りから高値114.50円辺りのレンジを予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いものの、安値圏では、押目買いが入ることも期待されるでしょう。地政学リスク要因次第では大きく動く場面もありそうです。
■今週予想参考の注目指数(1週目)
米長短金利差(10年−2年)は、概ね米国経済のインフレ先行期待値(判断基準は0.000%)と言われています。私は米長短金利差とドル円の関係性を分析しています。概ね米長短金利差が先行し、その後ドル円が動いて来ます。年始来の米長短金利差は、高値1.282%(2月6日)から安値0.738%(10月19日)で足元は0.820%辺りで推移。一方ドル円は、高値116.48円(1月4日)から安値107.78円(9月8日)で足元は113.68円辺りで推移、特に9月の北朝鮮リスクからは112.80円から114.20円辺りと値幅は限定的になっています。北朝鮮リスク時から両指標は乖離幅が拡大していますが、時間とともに収斂され乖離幅はどちらかに接近します。両指標の短期的には、基軸国債の米10年債金利は、トランプ政策の不安定化が意識され上値(2.477%)は重いでしょう、従って米長短金利差の急上昇は見込みづらく、今後はドル円が米長短金利差の方向に接近するでしょう。年末までのドル円は、上限値114.50円〜下限値108.50円レンジが想定できると見ています。
◆北朝鮮リスクの回避先としては、ドル円に資金が向かう動きは限定的ですが、日米欧国債・NY金・ビットコイン等が回避先として選ばれボラティリティが高まっています。
◆一般的にドル円との関連指標は、日米金利差(10年債)と言われています、日米金利差の上下幅でドル円の動きが説明されます。分析の仮説は、米長短金利差とドル円との指標では、米長短金利差の指標がリスク要因時に、ドル円より先行(英EU離脱・トランプ政権誕生時)して変化が表れている事が見て取れるようです。(あくまで私見です)
■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(指数化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。
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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新
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