カーニー英中銀総裁、ビットコインは金融安定の脅威ではないと指摘【フィスコ・ビットコインニュース】
[17/12/22]
提供元:株式会社フィスコ
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イングランド銀行のカーニー総裁が20日、仮想通貨のビットコインについて、「現時点では世界的な金融安定に対する脅威にはなっていない」と述べたことが伝わっている。
この日の議会証言にて同氏は、ビットコインは金融システムと中核的には密接に繋がっていない点を指摘し、流通している仮想通貨の価値を合わせても米アップルの時価総額の約半分程度にとどまっていると言及。また、ビットコインの規制が英中銀の責務の範疇に入ることは予想していないとしながらも、世界各国の規制当局は仮想通貨やこれを巡る中央銀行の役割について協議するとしている。
なお、既に韓国金融監督院(FSS)などは仮想通貨取引を規制しないと表明している。この背景には、規制を導入した場合は通貨としての地位が認められたと判断されてしまい、結果的に取引量が増加する可能性がでてくるといった見方もあるのだろう。
<SK>
この日の議会証言にて同氏は、ビットコインは金融システムと中核的には密接に繋がっていない点を指摘し、流通している仮想通貨の価値を合わせても米アップルの時価総額の約半分程度にとどまっていると言及。また、ビットコインの規制が英中銀の責務の範疇に入ることは予想していないとしながらも、世界各国の規制当局は仮想通貨やこれを巡る中央銀行の役割について協議するとしている。
なお、既に韓国金融監督院(FSS)などは仮想通貨取引を規制しないと表明している。この背景には、規制を導入した場合は通貨としての地位が認められたと判断されてしまい、結果的に取引量が増加する可能性がでてくるといった見方もあるのだろう。
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