今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆134円台で推移か
[17/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.1714ドル(2015/8/24)まで反発した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は9月の理事会で金融緩和策縮小を検討するとの思惑などで1.2092ドル(2017/08/29)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から134円78銭(2017/12/20)まで買われた。米税制改革法案と来年1月19日までの暫定予算は成立しており、目先的にリスク回避的なドル売り・ユーロ買いが大きく広がる状況ではないとみられる。
本日のユーロ・円は134円台で推移か。25日の欧米市場でユーロは乱高下したが、元の水準に戻しており、新たな売買材料の提供を待つ状況となっている。カタルーニャ独立問題がすみやかに解決される状況ではないとみられており、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは上げ渋る状態が続くとみられる。
【ユーロ売り要因】
・米成長見通しの上方修正
・カタルーニャ独立問題
・独大連立政権を巡る本格的な協議は年明けに開始される見込み
【ユーロ買い要因】
・米長期金利の上げ渋り
・ドイツの政治安定化への期待
・ECBはユーロ圏の成長見通し引き上げ
<CS>
本日のユーロ・円は134円台で推移か。25日の欧米市場でユーロは乱高下したが、元の水準に戻しており、新たな売買材料の提供を待つ状況となっている。カタルーニャ独立問題がすみやかに解決される状況ではないとみられており、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは上げ渋る状態が続くとみられる。
【ユーロ売り要因】
・米成長見通しの上方修正
・カタルーニャ独立問題
・独大連立政権を巡る本格的な協議は年明けに開始される見込み
【ユーロ買い要因】
・米長期金利の上げ渋り
・ドイツの政治安定化への期待
・ECBはユーロ圏の成長見通し引き上げ
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