今週の【マザーズ市場】1月4日〜5日『連日で昨年来高値を更新』
[18/01/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【続伸し昨年来高値更新、テーマ株や直近IPO銘柄の一角に物色】4日(木)
■概況■1242.84、+10.85
4日(木)のマザーズ市場では、年末年始の休暇中の海外株高など良好な外部環境を追い風に買いが先行した。人工知能(AI)、人材サービス関連等のテーマ株や直近IPO銘柄の一角に積極的な買いが入った。しかし、日経平均が700円を超える大幅高となり、主力大型株や指数連動型ETF(上場投資信託)に資金が向かったことから、マザーズ指数の伸びは相対的に低位となった。なお、マザーズ指数は続伸、一時1249.35ptまで上昇し昨年来高値を更新した。売買代金は概算で1270.44億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり77銘柄、変わらず11銘柄となった。
◆注目銘柄◆
3Dクレーンゲーム「神の手」が100万ダウンロードを突破したブランジスタ<6176>、AI関連や「働き方改革」関連として関心を集めたユーザーローカル<3984>、直近IPO銘柄のグローバルリンク<3486>がストップ高水準で本日の取引を終えた。一家ダイニング<9266>やじげん<3679>も10%超の大幅高。その他、PKSHA<3993>、UNITED<2497>、サイバーダイン<7779>、ITBOOK<3742>、GNI<2160>などが上昇した。
一方、マザーズ売買代金トップのみらいワークス<6563>やDMP<3652>、サインポスト<3996>などが利益確定売りに押され反落。時価総額上位のミクシィ<2121>やSOSEI<4565>もさえない。また、シンメンテ<6086>、ラクス<3923>、アークン<3927>がマザーズ下落率上位となった。
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【3日続伸、後場強含む】5日(金)
■概況■1250.20、+7.36
5日(金)のマザーズ市場では、前日の上昇に対する利益確定売りが先行し、前場のマザーズ指数はマイナス圏で推移する場面が多かった。しかし、後場に入り日経平均が強含みとなると、材料性のある中小型株にも買いが入り、マザーズ指数はプラスに切り返した。なお、マザーズ指数は3日続伸、1250ptに乗せて連日で昨年来高値を更新した。売買代金は概算で1237.42億円。騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり108銘柄、変わらず9銘柄となった。
◆注目銘柄◆
ブランジスタ<6176>がマザーズ売買代金トップ。前日に続き3Dクレーンゲーム「神の手」の100万ダウンロード突破を好感した買いが入る場面もあったが、終値では小幅高だった。その他売買代金上位では、一家ダイニング<9266>、グローバルリンク<3486>、GNI<2160>、DMP<3652>、インフォテリ<3853>などが上昇。ブロックチェーン関連とされるバーチャレク<6193>やバイオ株のブライトパス<4594>はストップ高水準まで買われ、シンメンテ<6086>やピーバン<3559>も10%超の大幅高となった。
一方、みらいワークス<6563>がマザーズ下落率トップ。「働き方改革」関連の直近IPO銘柄として人気化していたが、関連法案の施行延期観測が報じられたことなどから利益確定売りが広がったようだ。クラウドW<3900>やSHIFT<3697>も下げが目立った。その他、PKSHA<3993>、SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>、サインポスト<3996>、じげん<3679>などが下落した。
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