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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、一般教書演説を前に買いは慎重に

注目トピックス 市況・概況
今日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。昨年9月以来の安値水準に値を下げたことで買い戻しが入りやすい見通し。ただ、米国内経済の先行きやトランプ大統領の一般教書演説を見極めるムードが広がり、ドル買いは慎重になるだろう。

前週末の海外市場では、米国のムニューシン財務長官のドル安容認発言をトランプ大統領が打ち消したにもかかわらず、同大統領が足元のドル安に言及しなかったとしてドル売りが強まった。また、黒田日銀総裁がスイスで行われた世界経済フォーラム(ダボス会議)で物価2%に向け目標に近づきつつあるとの見解を示し、「異次元緩和」縮小の思惑を背景に円買いが強まり、ドル・円は一時108円20銭台と4カ月ぶりの安値に沈んだ。

週明けのアジア市場では、本邦勢のドル買いで109円付近まで値を戻す場面がみられた。
今晩の海外市場では、22時半発表の米国の12月コアPCE価格指数が材料視される。26日に発表された10-12月期国内総生産(GDP)速報値は、予想を下回ったが、個人消費は底堅さが示された。今晩のPCE指数が堅調なら3月利上げ観測が広がり、ドルの買い戻しにつながるだろう。

ただ、目先の重要イベントを前にドル買いは慎重になりそうだ。特に、30日夜(日本時間31日午前)のトランプ大統領による一般教書演説では、大統領選の公約としていた1兆ドル規模のインフラ整備が注目される。また、連邦公開市場委員会(FOMC)や2月2日発表の1月雇用統計への関心も高まるなか、様子見ムードでドルの上昇は小幅にとどまろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・12月個人所得(前月比予想:+0.3%、11月:+0.3%)
・22:30 米・12月個人消費支出(前月比予想:+0.4%、11月:+0.6%)
・22:30 米・12月コアPCE価格指数(前年比予想:+1.5%、11月:+1.5%)
・24:30 米・1月ダラス連銀製造業活動指数(予想:25.4、12月:29.7)
・06:45 NZ・12月貿易収支(予想:-1.25億NZドル、11月:-11.93億NZドル)




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