Hama: 警告通り、大幅調整のチャンス到来!【FISCOソーシャルレポーター】
[18/02/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Hama氏(ブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年2月6日8時に執筆
「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」のHamaでございます。
フィスコソーシャルレポーターとしては、1か月間の正月休みをいただきましたが、個人投資家の皆様、この1か月間はいかがでしたか?
年始の配信では、「NYの靴磨きの少年」の話を例にとり、2018年の株式市場は大幅調整を迎える可能性が高く、「個人投資家の皆さんは、それに巻き込まれない様に!」。
逆に、「大幅調整場面をチャンスに!」といったお話をしました。
■米市場は1月30日にベア相場入り
アナリストやエコノミストなど多くの市場関係者の方々の総強気が蔓延する中、昨年12月から今年1月にかけて個人投資家の皆さんも、どんどん強気になっていました。
そして、そのことは、1月の様々な株式指標が教えてくれていました。
上記については、既に、私のブログで書いてきたことですので、興味のある方は当ブログの今年1月からのエントリーをご覧いただければと思いますが、
私Hamaは、2018年に入ってからの1か月間、ブログにて警告を発するとともに、インバース・ダブルインバース購入のタイミングを見極めてきました。
そして、1月30日の世界の市場の動きを見て、「株式市場はベア相場入りした」と判断。
1月31日の寄り付き前に、会員の皆様に「1月31日の寄付きでベア購入」との臨時メールを配信し、多くの方々が、1月31日から2月2日にかけて、インバース、ダブルインバースを購入されています。
その後も、市場関係者の間で「押し目狙い」という論調が多い中、「中途半端な買いは控え、今狙うなら大底場面。押目買いは危険。」とお伝えしてきました。
■信用買いを繰り返してきた個人投資家
ここ1か月間、私が注目してきたのは、日米の個人投資家の動向。
1月28日の会員向けブログエントリーでは、こんなことを書きました。
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日米株式市場に共通するのは、個人投資家が買い向かっていると言うこと。
「いずれを行くも、散らぬ間に行け」とは、相場格言の一部ですが、いつの時代も、相場の終盤に買っているのは個人投資家。
特に、信用枠を使って買い増しを行う場面は、天井が近いと見ておくべき。私Hamaは、引き続き買い参戦はせず、来週もインバース購入のタイミングを見極める一週間になりそうです。
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個人投資家の動向で言えば、私が何を見ていたか。
例えば、1月第4週(1/22〜1/26)の投資部門別動向を見ると、外国人の売りに対して買い向かっているのは個人投資家。このことは、多くのメディアでも報じられていますが、私が見ていたのは、この週、日経平均株価がマイナス176円の下落となる中、個人投資家1,800億円の大幅買い越しのうち、実に現金で買っているのは、わずか8%。
なんと、92%が信用買いとなっているのです。
しかし、このことに触れて警告を発していたアナリストは、私が知る限り1人もいません。
相場の事を知らない個人投資家が、「日経平均株価27,000円」、「いやいや3万円」という言葉のみに期待を膨らませ、「大きくは下がらないだろう」「押し場面はチャンス」「まだまだ上がるから買い遅れるな」とばかりに、楽観、強気で、信用取引を利用して「押目買い」を行っていいたということ。
最後にババを掴むのはいつの時代も同じで、経験の浅い個人投資家の皆さん。
先日お話しした「NYの靴磨きの少年」の話が今から90年前の話であることを考えても、「人間の欲望が変わることはない」ということが分かります。
一昨日の日曜日に、
「怖いのは、NY証券取引所に積みあがっている歴史的な信用買い残(Margin Debt)」
とお伝えしたばかりですが、案の定、NYダウは、昨日2月5日、過去最大の下げとなりました。住宅ローンを含めた米国の個人負債総額は、リーマンショック前の水準を上回り、NY証券取引所における信用買い(Margin Debt)は、リーマンショック前の1.6倍にまで積みあがっていました。
日・米の個人投資家が教えてくれた、暴落のチャンス。
私Hamaはさておき、当ブログ読者のインバース・ダブルインバースは、昨日と本日で大きな利益に変わりそうです。
そして、次に狙うのは、もちろん「大底」。本日以降、信用買いを積みあげていた個人投資家による追証回避の投げが出てきます。いつの時代も、楽観、強気が続いた後、弱気、悲観に変わり、最後に恐怖、パニックへと発展します。
皆が楽観、強気で買っているところで売り、恐怖、パニックとなった総投げの場面で、いざ買い出動。
かつて、投資の事を何も知らずに、3階建ての信用取引で、致命的損失を被ったのは、何を隠そう、この私。当時、一睡もできずに、夜中じゅうNYダウの暴落を見つめ、恐怖に震えていたこと、一生忘れることはありません。
株式投資は「森を見て、木(機)を見る」ことが極めて重要。日々の指標から、「需給」「値幅」「水準」など相場の姿を読み取り、全体相場を把握した上でリスクを評価し、全ての行動を起こすことです。
当ブログでは投資初心者の方のために、「森を見る」ための力を養う「基礎投資学習ツール」と有望な個別銘柄を毎日を抽出する「Stocks」用意しています。
興味のある方はブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」からお問い合わせください。
それでは、「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」ブログにてお待ちしております。
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執筆者名:Hama
ブログ名:実践で学ぶ、負けない現代株式投資
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※2017年2月6日8時に執筆
「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」のHamaでございます。
フィスコソーシャルレポーターとしては、1か月間の正月休みをいただきましたが、個人投資家の皆様、この1か月間はいかがでしたか?
年始の配信では、「NYの靴磨きの少年」の話を例にとり、2018年の株式市場は大幅調整を迎える可能性が高く、「個人投資家の皆さんは、それに巻き込まれない様に!」。
逆に、「大幅調整場面をチャンスに!」といったお話をしました。
■米市場は1月30日にベア相場入り
アナリストやエコノミストなど多くの市場関係者の方々の総強気が蔓延する中、昨年12月から今年1月にかけて個人投資家の皆さんも、どんどん強気になっていました。
そして、そのことは、1月の様々な株式指標が教えてくれていました。
上記については、既に、私のブログで書いてきたことですので、興味のある方は当ブログの今年1月からのエントリーをご覧いただければと思いますが、
私Hamaは、2018年に入ってからの1か月間、ブログにて警告を発するとともに、インバース・ダブルインバース購入のタイミングを見極めてきました。
そして、1月30日の世界の市場の動きを見て、「株式市場はベア相場入りした」と判断。
1月31日の寄り付き前に、会員の皆様に「1月31日の寄付きでベア購入」との臨時メールを配信し、多くの方々が、1月31日から2月2日にかけて、インバース、ダブルインバースを購入されています。
その後も、市場関係者の間で「押し目狙い」という論調が多い中、「中途半端な買いは控え、今狙うなら大底場面。押目買いは危険。」とお伝えしてきました。
■信用買いを繰り返してきた個人投資家
ここ1か月間、私が注目してきたのは、日米の個人投資家の動向。
1月28日の会員向けブログエントリーでは、こんなことを書きました。
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日米株式市場に共通するのは、個人投資家が買い向かっていると言うこと。
「いずれを行くも、散らぬ間に行け」とは、相場格言の一部ですが、いつの時代も、相場の終盤に買っているのは個人投資家。
特に、信用枠を使って買い増しを行う場面は、天井が近いと見ておくべき。私Hamaは、引き続き買い参戦はせず、来週もインバース購入のタイミングを見極める一週間になりそうです。
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個人投資家の動向で言えば、私が何を見ていたか。
例えば、1月第4週(1/22〜1/26)の投資部門別動向を見ると、外国人の売りに対して買い向かっているのは個人投資家。このことは、多くのメディアでも報じられていますが、私が見ていたのは、この週、日経平均株価がマイナス176円の下落となる中、個人投資家1,800億円の大幅買い越しのうち、実に現金で買っているのは、わずか8%。
なんと、92%が信用買いとなっているのです。
しかし、このことに触れて警告を発していたアナリストは、私が知る限り1人もいません。
相場の事を知らない個人投資家が、「日経平均株価27,000円」、「いやいや3万円」という言葉のみに期待を膨らませ、「大きくは下がらないだろう」「押し場面はチャンス」「まだまだ上がるから買い遅れるな」とばかりに、楽観、強気で、信用取引を利用して「押目買い」を行っていいたということ。
最後にババを掴むのはいつの時代も同じで、経験の浅い個人投資家の皆さん。
先日お話しした「NYの靴磨きの少年」の話が今から90年前の話であることを考えても、「人間の欲望が変わることはない」ということが分かります。
一昨日の日曜日に、
「怖いのは、NY証券取引所に積みあがっている歴史的な信用買い残(Margin Debt)」
とお伝えしたばかりですが、案の定、NYダウは、昨日2月5日、過去最大の下げとなりました。住宅ローンを含めた米国の個人負債総額は、リーマンショック前の水準を上回り、NY証券取引所における信用買い(Margin Debt)は、リーマンショック前の1.6倍にまで積みあがっていました。
日・米の個人投資家が教えてくれた、暴落のチャンス。
私Hamaはさておき、当ブログ読者のインバース・ダブルインバースは、昨日と本日で大きな利益に変わりそうです。
そして、次に狙うのは、もちろん「大底」。本日以降、信用買いを積みあげていた個人投資家による追証回避の投げが出てきます。いつの時代も、楽観、強気が続いた後、弱気、悲観に変わり、最後に恐怖、パニックへと発展します。
皆が楽観、強気で買っているところで売り、恐怖、パニックとなった総投げの場面で、いざ買い出動。
かつて、投資の事を何も知らずに、3階建ての信用取引で、致命的損失を被ったのは、何を隠そう、この私。当時、一睡もできずに、夜中じゅうNYダウの暴落を見つめ、恐怖に震えていたこと、一生忘れることはありません。
株式投資は「森を見て、木(機)を見る」ことが極めて重要。日々の指標から、「需給」「値幅」「水準」など相場の姿を読み取り、全体相場を把握した上でリスクを評価し、全ての行動を起こすことです。
当ブログでは投資初心者の方のために、「森を見る」ための力を養う「基礎投資学習ツール」と有望な個別銘柄を毎日を抽出する「Stocks」用意しています。
興味のある方はブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」からお問い合わせください。
それでは、「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」ブログにてお待ちしております。
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執筆者名:Hama
ブログ名:実践で学ぶ、負けない現代株式投資
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