個人投資家株師孔明:仮想通貨流出などからも改めて注目!サイバーセキュリティ関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
[18/02/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
----
※2018年2月22日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
近年、一段と情報のデジタル化が進みつつあり、オンライン端末で重要な情報を管理するケースも多くなってきている。データを手軽に管理できる反面、サイバー攻撃等による情報流出リスクが高まっているといっても過言ではない。
そんな矢先、最近ではコインチェックが不十分なセキュリティ対策が一因で仮想通貨を流出させる事件が発生した。
■防衛省が取引企業にサイバー防衛策強化を義務付けへ
サイバーセキュリティ対策が特に重要なのが防衛分野だろう。防衛システム等がサイバー攻撃を受けてダウンすれば、防衛機能が大幅に低下することが懸念される。
北朝鮮によるミサイル発射等の懸念材料があることから、日本は万全の防衛体制を整えておく必要があると言えよう。防衛省は取引企業に対してさらに厳しいアメリカ基準の包括的なサイバー防衛策を義務付ける方向に進んでいるようだ。
多くの投資家が目を通す新聞社が記事化したニュースでもあり、サイバーセキュリティ関連銘柄に関心が向かう可能性があるだろう。先行するアメリカでは防衛産業以外でもサイバーセキュリティ対策を進めていることから、他産業の主要企業も関連銘柄として注目されることがあり得る。
■通帳廃止などでオンライン金融取引が増える可能性
日本では現在も従来型の紙媒体の通帳が多く使用されている。しかし、低金利や中長期的な人口減少に伴いリストラ等のコストカットを進めている銀行は、通帳の電子化を進めるとみている。すでにインターネット銀行が数多く登場しているが、店舗型の銀行でもオンラインの金融取引を促す方向に向かうと考えられる。
インターネット上で金融取引をする人が増えれば、銀行のシステム強化はもちろん、個人レベルでもサイバー攻撃への対策を進める必要が出てくるだろう。
すでにパソコンのデータ閲覧等をできない状態にする身代金型ウイルスによる被害が多数報告されていることなどから、個人が攻撃対象となる可能性も十分ある。
サイバーセキュリティ関連銘柄は、法人や公的機関向けはもちろん、個人向けにも自社製品・サービスを提供することで業績を伸ばしやすくなってくることが期待できる。
■サイバーセキュリティ関連銘柄が注目されている理由とは?
サイバーセキュリティ関連銘柄は、防衛省が取引企業に対してアメリカ基準並みの強力なサイバーセキュリティ対策を義務付ける方向に向かっていると報じられたことから注目を集めている。
また、コインチェックが巨額の仮想通貨ネムを流出させたことも、サイバーセキュリティ対策の重要性を喚起した。
今後もサイバー攻撃は増加すると見込まれることから、重要なデータを管理する法人や公的機関を中心に、サイバーセキュリティ対策の強化が急務と言える。さらに、大規模なサイバー攻撃に関する報道がなされることで、スマートフォンをはじめとするオンライン端末を使用する個人がセキュリティ対策への関心を高めることも考えられる。
個人向けのセキュリティ対策製品を提供する企業も関連銘柄として注目しておくと良いだろう。
■サイバーセキュリティ関連銘柄
<3692>FFRI
サイバーセキュリティ対策に役立つ製品を提供している。強力なウイルス検知能力が魅力であり、先進的なテーマとして期待されているIoT関連銘柄でもある。業績の成長はもちろん、テーマ性が意識されることで短期的な株価急騰のチャンスもあるとみている。
<3042>セキュアヴェイル
24時間有人監視体制を売りにして、サイバーセキュリティ対策サービスを提供している。重要な個人情報等を扱う企業ではセキュリティ対策を強化することが急務となっており、有事に迅速な対応を取りやすい有人監視サービスの評価が高まる可能性がある。
<3782>DDS
指紋認証ソフトウェアの開発に取り組んでいる。大手通信企業NTTとのつながりを持つことから、指紋認証の需要が高まれば販路を拡大しやすい。サイバー攻撃の増加を受けてセキュリティ対策の重要性が意識されれば関連銘柄として恩恵を受ける可能性がある。
<3778>さくらインターネット
データセンターの運営に取り組んでいる。サイバーセキュリティ対策を強化することで不正なアクセスの検知などへの需要が増えれば処理すべきデータ量が増える可能性がある。サイバーセキュリティ対策の強化がデータセンター需要増につながるかに要注目だ。
<4704>トレンドマイクロ
法人・個人の両方に対してウイルス対策ソフトウェア等を提供している。国内だけでなく海外でもビジネスを活発に展開していることから、海外レベルのセキュリティ対策に関心を持つ層が増えれば、トレンドマイクロがノウハウを活かして売り上げを伸ばすことが期待される。
■まとめ
サイバーセキュリティ関連銘柄は、防衛省が取引企業にセキュリティ対策の強化を義務付ける方向に向かっていることなどから注目に値する。
サイバー攻撃への対策は世界的に重要なテーマであり、中長期的な成長も意識しながら投資妙味のある銘柄を探したいところだ。
その他、今年期待できるテーマ株や、オススメの仮想通貨などといった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。
興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
----
執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
<WA>
----
※2018年2月22日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
近年、一段と情報のデジタル化が進みつつあり、オンライン端末で重要な情報を管理するケースも多くなってきている。データを手軽に管理できる反面、サイバー攻撃等による情報流出リスクが高まっているといっても過言ではない。
そんな矢先、最近ではコインチェックが不十分なセキュリティ対策が一因で仮想通貨を流出させる事件が発生した。
■防衛省が取引企業にサイバー防衛策強化を義務付けへ
サイバーセキュリティ対策が特に重要なのが防衛分野だろう。防衛システム等がサイバー攻撃を受けてダウンすれば、防衛機能が大幅に低下することが懸念される。
北朝鮮によるミサイル発射等の懸念材料があることから、日本は万全の防衛体制を整えておく必要があると言えよう。防衛省は取引企業に対してさらに厳しいアメリカ基準の包括的なサイバー防衛策を義務付ける方向に進んでいるようだ。
多くの投資家が目を通す新聞社が記事化したニュースでもあり、サイバーセキュリティ関連銘柄に関心が向かう可能性があるだろう。先行するアメリカでは防衛産業以外でもサイバーセキュリティ対策を進めていることから、他産業の主要企業も関連銘柄として注目されることがあり得る。
■通帳廃止などでオンライン金融取引が増える可能性
日本では現在も従来型の紙媒体の通帳が多く使用されている。しかし、低金利や中長期的な人口減少に伴いリストラ等のコストカットを進めている銀行は、通帳の電子化を進めるとみている。すでにインターネット銀行が数多く登場しているが、店舗型の銀行でもオンラインの金融取引を促す方向に向かうと考えられる。
インターネット上で金融取引をする人が増えれば、銀行のシステム強化はもちろん、個人レベルでもサイバー攻撃への対策を進める必要が出てくるだろう。
すでにパソコンのデータ閲覧等をできない状態にする身代金型ウイルスによる被害が多数報告されていることなどから、個人が攻撃対象となる可能性も十分ある。
サイバーセキュリティ関連銘柄は、法人や公的機関向けはもちろん、個人向けにも自社製品・サービスを提供することで業績を伸ばしやすくなってくることが期待できる。
■サイバーセキュリティ関連銘柄が注目されている理由とは?
サイバーセキュリティ関連銘柄は、防衛省が取引企業に対してアメリカ基準並みの強力なサイバーセキュリティ対策を義務付ける方向に向かっていると報じられたことから注目を集めている。
また、コインチェックが巨額の仮想通貨ネムを流出させたことも、サイバーセキュリティ対策の重要性を喚起した。
今後もサイバー攻撃は増加すると見込まれることから、重要なデータを管理する法人や公的機関を中心に、サイバーセキュリティ対策の強化が急務と言える。さらに、大規模なサイバー攻撃に関する報道がなされることで、スマートフォンをはじめとするオンライン端末を使用する個人がセキュリティ対策への関心を高めることも考えられる。
個人向けのセキュリティ対策製品を提供する企業も関連銘柄として注目しておくと良いだろう。
■サイバーセキュリティ関連銘柄
<3692>FFRI
サイバーセキュリティ対策に役立つ製品を提供している。強力なウイルス検知能力が魅力であり、先進的なテーマとして期待されているIoT関連銘柄でもある。業績の成長はもちろん、テーマ性が意識されることで短期的な株価急騰のチャンスもあるとみている。
<3042>セキュアヴェイル
24時間有人監視体制を売りにして、サイバーセキュリティ対策サービスを提供している。重要な個人情報等を扱う企業ではセキュリティ対策を強化することが急務となっており、有事に迅速な対応を取りやすい有人監視サービスの評価が高まる可能性がある。
<3782>DDS
指紋認証ソフトウェアの開発に取り組んでいる。大手通信企業NTTとのつながりを持つことから、指紋認証の需要が高まれば販路を拡大しやすい。サイバー攻撃の増加を受けてセキュリティ対策の重要性が意識されれば関連銘柄として恩恵を受ける可能性がある。
<3778>さくらインターネット
データセンターの運営に取り組んでいる。サイバーセキュリティ対策を強化することで不正なアクセスの検知などへの需要が増えれば処理すべきデータ量が増える可能性がある。サイバーセキュリティ対策の強化がデータセンター需要増につながるかに要注目だ。
<4704>トレンドマイクロ
法人・個人の両方に対してウイルス対策ソフトウェア等を提供している。国内だけでなく海外でもビジネスを活発に展開していることから、海外レベルのセキュリティ対策に関心を持つ層が増えれば、トレンドマイクロがノウハウを活かして売り上げを伸ばすことが期待される。
■まとめ
サイバーセキュリティ関連銘柄は、防衛省が取引企業にセキュリティ対策の強化を義務付ける方向に向かっていることなどから注目に値する。
サイバー攻撃への対策は世界的に重要なテーマであり、中長期的な成長も意識しながら投資妙味のある銘柄を探したいところだ。
その他、今年期待できるテーマ株や、オススメの仮想通貨などといった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。
興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
----
執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
<WA>