注目銘柄ダイジェスト(前場):ITM、ホープ、シンシアなど
[18/03/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
津田駒<6217>:215円(-27円)
大幅続落。同社製織機の布巻張力コントロール部品に使用されているライニング素材について、一部で国内外の規制値を超えるアスベスト含有素材が使用されていることが判明したと発表している。3月15日出荷分から該当部品の使用を取りやめ、アスベスト含有0%の代替品の使用に切り替えているもようだ。対応費用の増加など業績への影響が懸念される状況になっている。
テクノプロHD<6028>:6030円(-820円)
大幅反落。海外募集による公募増資の実施を発表している。募集株式数は200万株で、発行価格は6439円と決定している。約6%の希薄化につながることが嫌気される格好に。調達資金は約122億円となるが、うち90億円は借入金の返済、残りは設備投資などに充てる計画。
東亜建<1885>:2345円(+214円)
大幅反発。前日に収益予想の上方修正を発表している。通期営業利益は25億円から28.5億円に、最終利益は8億円から17.5億円に上方修正。工事の採算性の改善に加えて、為替差損益の想定以上の改善などが背景となっている。第3四半期までの状況から上振れは想定線とみられるが、年間配当金予想も10円から20円に引き上げていることがポジティブなインパクトにつながっているもようだ。
シンシア<7782>:795円(+65円)
大幅続伸。前日はストップ高比例配分となり、本日も上値追いが続く格好になっている。3月20日に発表した自己株式の取得を引き続き材料視。発行済み株式数の10.2%に当たる70万株、4.5億円を上限としている。取得期間は3月22日から12月20日まで。大幅な一株当たりの価値向上につながるとの期待のほか、流動性が低水準のために需給インパクトも期待される状況へ。
アダストリア<2685>:2231円(-135円)
大幅安。前日に業績予想、並びに配当予想の下方修正を発表している。通期営業利益は50億円から49億円に微修正だが、最終損益は44億円から8億円に大幅下方修正。米国関連企業においてのれんの減損や株式評価損を計上したほか、香港・中国における事業整理損を計上したことが背景。年間配当金も従来予想の75円から50円に引き下げており、ネガティブな見方が先行へ。
カイオム<4583>:350円(+11円)
反発。朝方に一時371円まで上昇する場面があった。同社が創製した抗セマフォリン3A抗体について、糖尿病黄斑浮腫及び非眼科領域を含む糖尿病合併症に対する治療薬及び診断薬の開発に関する共同開発ライセンス及び独占的オプション契約をカナダのSemaThera Inc.と締結したと発表している。同社はオプション料を受領するほか、ライセンス契約が締結された場合はマイルストーンや製品売上高に応じたロイヤリティを受け取る。
ホープ<6195>:1386円(+127円)
一時1500円まで急伸。3月8日付で経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録が完了し、「GENEWAT(ジェネワット)」のサービス名称で電力小売事業へ本格参入すると発表している。自治体の新電力事業者への切り替え実施を後押しすることにより、経費削減支援を目指す。16年4月の電力の小売全面自由化後も多くの自治体は新電力事業者からの購入へ切り替えを実施していないという。
ITM<2148>:757円(+100円)
ストップ高。ソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンクC&S)との間で、クラウド製品をはじめとするIT製品の選択・導入に役立つ製品レビューメディア事業を目的とする合弁会社「アイティクラウド」を設立すると発表している。設立日は4月2日の予定。ユーザーによる製品評価情報を集約し、適切な分析を加えることで、法人向けIT製品の選択・導入のための有用な情報源となることを目指す。
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大幅続落。同社製織機の布巻張力コントロール部品に使用されているライニング素材について、一部で国内外の規制値を超えるアスベスト含有素材が使用されていることが判明したと発表している。3月15日出荷分から該当部品の使用を取りやめ、アスベスト含有0%の代替品の使用に切り替えているもようだ。対応費用の増加など業績への影響が懸念される状況になっている。
テクノプロHD<6028>:6030円(-820円)
大幅反落。海外募集による公募増資の実施を発表している。募集株式数は200万株で、発行価格は6439円と決定している。約6%の希薄化につながることが嫌気される格好に。調達資金は約122億円となるが、うち90億円は借入金の返済、残りは設備投資などに充てる計画。
東亜建<1885>:2345円(+214円)
大幅反発。前日に収益予想の上方修正を発表している。通期営業利益は25億円から28.5億円に、最終利益は8億円から17.5億円に上方修正。工事の採算性の改善に加えて、為替差損益の想定以上の改善などが背景となっている。第3四半期までの状況から上振れは想定線とみられるが、年間配当金予想も10円から20円に引き上げていることがポジティブなインパクトにつながっているもようだ。
シンシア<7782>:795円(+65円)
大幅続伸。前日はストップ高比例配分となり、本日も上値追いが続く格好になっている。3月20日に発表した自己株式の取得を引き続き材料視。発行済み株式数の10.2%に当たる70万株、4.5億円を上限としている。取得期間は3月22日から12月20日まで。大幅な一株当たりの価値向上につながるとの期待のほか、流動性が低水準のために需給インパクトも期待される状況へ。
アダストリア<2685>:2231円(-135円)
大幅安。前日に業績予想、並びに配当予想の下方修正を発表している。通期営業利益は50億円から49億円に微修正だが、最終損益は44億円から8億円に大幅下方修正。米国関連企業においてのれんの減損や株式評価損を計上したほか、香港・中国における事業整理損を計上したことが背景。年間配当金も従来予想の75円から50円に引き下げており、ネガティブな見方が先行へ。
カイオム<4583>:350円(+11円)
反発。朝方に一時371円まで上昇する場面があった。同社が創製した抗セマフォリン3A抗体について、糖尿病黄斑浮腫及び非眼科領域を含む糖尿病合併症に対する治療薬及び診断薬の開発に関する共同開発ライセンス及び独占的オプション契約をカナダのSemaThera Inc.と締結したと発表している。同社はオプション料を受領するほか、ライセンス契約が締結された場合はマイルストーンや製品売上高に応じたロイヤリティを受け取る。
ホープ<6195>:1386円(+127円)
一時1500円まで急伸。3月8日付で経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録が完了し、「GENEWAT(ジェネワット)」のサービス名称で電力小売事業へ本格参入すると発表している。自治体の新電力事業者への切り替え実施を後押しすることにより、経費削減支援を目指す。16年4月の電力の小売全面自由化後も多くの自治体は新電力事業者からの購入へ切り替えを実施していないという。
ITM<2148>:757円(+100円)
ストップ高。ソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンクC&S)との間で、クラウド製品をはじめとするIT製品の選択・導入に役立つ製品レビューメディア事業を目的とする合弁会社「アイティクラウド」を設立すると発表している。設立日は4月2日の予定。ユーザーによる製品評価情報を集約し、適切な分析を加えることで、法人向けIT製品の選択・導入のための有用な情報源となることを目指す。
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