米国株見通し:引き続き米中通商問題の動向見極めへ
[18/03/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
S&P500先物 2605.00(-10.75) (17:00現在)
ナスダック100先物 6498.75(-62.50) (17:00現在)
17時00分時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物が0.4%安、ナスダック100先物が約1.0%安で移している。また、NYダウ先物も65ドル安で推移。欧州市場は1.0%安程度で推移している。原油相場も1.0%安での推移となっている。この流れを受けて、28日の米株式市場も売りが先行するとみられる。米中の貿易戦争に対する警戒感から、リスク回避姿勢は根強いだろう。
ただ、今週に入ってからのポジション整理が進み、値振れは小さくなると見られる。また、通商問題で米中両国政府が水面下の取引に動き始めたと伝えられており、市場は新たな情報を待つ姿勢になりそうだ。前日に下げの一因となったハイテク株の動向にも注視する必要があるだろう。なお、物色対象としては、リスク回避姿勢が根強く残っているため、食品・医薬品・基礎消費財といったディフェンシブセクターの銘柄が引き続き選好されやすい。
経済指標では17年10-12月の国内総生産(GDP)改定値、2月の前渡商品貿易収支、2月の卸小売在庫、2月の中古住宅販売仮契約指数が発表されるほか、米エネルギー情報局が先週の原油在庫統計などを発表する予定である。
<KK>
ナスダック100先物 6498.75(-62.50) (17:00現在)
17時00分時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物が0.4%安、ナスダック100先物が約1.0%安で移している。また、NYダウ先物も65ドル安で推移。欧州市場は1.0%安程度で推移している。原油相場も1.0%安での推移となっている。この流れを受けて、28日の米株式市場も売りが先行するとみられる。米中の貿易戦争に対する警戒感から、リスク回避姿勢は根強いだろう。
ただ、今週に入ってからのポジション整理が進み、値振れは小さくなると見られる。また、通商問題で米中両国政府が水面下の取引に動き始めたと伝えられており、市場は新たな情報を待つ姿勢になりそうだ。前日に下げの一因となったハイテク株の動向にも注視する必要があるだろう。なお、物色対象としては、リスク回避姿勢が根強く残っているため、食品・医薬品・基礎消費財といったディフェンシブセクターの銘柄が引き続き選好されやすい。
経済指標では17年10-12月の国内総生産(GDP)改定値、2月の前渡商品貿易収支、2月の卸小売在庫、2月の中古住宅販売仮契約指数が発表されるほか、米エネルギー情報局が先週の原油在庫統計などを発表する予定である。
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