NY為替:ECBによるQE終了時期未定でユーロ続落
[18/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円07銭から109円42銭まで上昇し、109円30銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が48年ぶり低水準を記録し米国の労働市場ひっ迫が確認されたほか、3月耐久財受注速報値が予想を上回ったためドル買いが続いた。
ユーロ・ドルは、1.2210ドルまで上昇後、1.2096ドルまで反落し、1.2103ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り、政策金利据え置きを決定した。ドラギ総裁が会見で、景気に楽観的な見方を再表明し、為替の変動に関しても協議しなかったことから、一時ユーロ買いが強まった。しかし、ドラギ総裁は、「景気の鈍化が一時的か判断する必要がある」と、量的緩和(QE)の終了時期を示唆しなかったため、ユーロの売りが優勢となった。ユーロ・円は、133円24銭まで上昇後、132円28銭へ反落。ポンド・ドルは、1.3998ドルへ上昇後、1.3906ドルへ反落。ドル・スイスは、0.9817フランから0.9896フランへ上昇した。
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ユーロ・ドルは、1.2210ドルまで上昇後、1.2096ドルまで反落し、1.2103ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り、政策金利据え置きを決定した。ドラギ総裁が会見で、景気に楽観的な見方を再表明し、為替の変動に関しても協議しなかったことから、一時ユーロ買いが強まった。しかし、ドラギ総裁は、「景気の鈍化が一時的か判断する必要がある」と、量的緩和(QE)の終了時期を示唆しなかったため、ユーロの売りが優勢となった。ユーロ・円は、133円24銭まで上昇後、132円28銭へ反落。ポンド・ドルは、1.3998ドルへ上昇後、1.3906ドルへ反落。ドル・スイスは、0.9817フランから0.9896フランへ上昇した。
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