注目銘柄ダイジェスト(前場):さが美GHD、メドピア、新日建物など
[18/05/08]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
スルガ銀<8358>:1422円(-122円)
3日ぶり大幅反落。足元ではシェアハウス関連融資での損失計上報道などもあったが、徐々に不透明感が解消していく動きとなっていた。ただ、本日はオーナーらの被害弁護団が同行行員との電話を録音したとする音声データを公開したと伝わっており、改めて先行き懸念が強まる状況になっている。音声データを受けて、不動産業者の不正に対する同社の関与疑惑などが高まる展開のようだ。
新日建物<8893>:500円(+51円)
大幅反発で年初来高値更新。19年3月期の営業利益予想を前期比32.4%増の15.50億円と発表している。同時に発表した18年3月期の営業利益は同40.1%増の11.71億円で着地した。デベロッパーに対する開発用地及び収益物件等の企画・販売を行う流動化事業が拡大した。また、同期の期末配当を従来予想の5.00円から10.00円(前期は5.00円)に増額している。好業績が続くことに加え、配当の倍増が好感されて値を上げている。
ケーズHD<8282>:1481円(-98円)
大幅に3日続落。前日に18年3月期決算を発表している。営業利益は308億円で前期比20.1%増と、従来予想の300億円を上回って着地した。ただ、1-3月期は前年同期比で減益となっている。一過性の経費などが重しとなったようだ。19年3月期は300億円で前期比2.5%の減益見通し。保守的な予想ともみられるが、市場予想の340億円レベルを大幅に下回る減益見通しにはネガティブな反応が先行する形となっている。
メドピア<6095>:1795円(+262円)
大幅に3日続伸。18年9月期の第2四半期累計(17年10月-18年3月)営業利益は前年同期比6.2倍の1.84億円だったと発表している。医師専用サイト「MedPeer」のコンテンツ充実やWeb講演会など新商品の拡販が奏功した。なお、オフィス統合費用として約0.27億円を特別損失として計上している。通期の営業利益予想は前期比3.0倍の2.45億円で据え置いたが、第2四半期までの進捗率は既に約75%に達している。
アイフル<8515>:388円(+24円)
大幅反発。前日に18年3月期業績の修正を発表している。営業利益は従来予想の88億円から24億円(前期比66%減)に下方修正。利息関連費用の上振れが主因となっている。ただ、実質ベースでは営業費用の下振れなどにより想定を上回ったとみられる。また、今回の利息返還損失引当金の追加繰入によって、おおむね2年分の過払い引当を確保したことになる。SMBC日興証券では過払い問題は実質収束と判断しているもよう。
さが美GHD<8201>:149円(+30円)
急伸。ベルーナ<9997>が株式公開買付け(TOB)を実施して同社の完全子会社化を目指すと発表しており、TOB価格150円にサヤ寄せする動きになっている。買付期間は5月8日から6月18日まで。TOB完了後、同社は上場廃止となる予定。TOB価格の150円は前日終値に対して約26%のプレミアムが付されている。同社もTOBに対して賛同の意を表明している。
武田薬<4502>:4558円(+98円)
もみ合い。本日、シャイアーに対して正式に買収提案すると報じられている。両経営陣は買収金額で既に折り合っており、合意する可能性が高いという。買収総額は7兆円規模で、日本企業のM&Aとしては過去最大となる。現金と新株を組み合わせてシャイアーの全株を取得するため、株式価値の大幅な希薄化が見込まれる。一方、不透明感の解消は株価にプラスとの見方もある。なお、クレディ・スイス証券では投資判断を格上げしている。
FRONTEO<2158>:929円(+21円)
3日続伸。一時956円まで上昇し、4月9日に付けた年初来高値(957円)に迫る場面があった。同社の人工知能「KIBIT」を用いたチェック業務が金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件に採択されたと発表している。三菱UFJ銀行などを参加金融機関とし、18年5月から6月末まで実験を行う予定。対象業務は、銀行での金融商品販売時の営業応接記録のチェック業務、証券での通話録音記録からの顧客の意見・申し出のチェック業務。
エンバイオHD<6092>:1950円(+75円)
3日続伸。18年3月期の営業利益を従来予想の6.72億円から7.87億円(前期は2.57億円)に引き上げている。ブラウンフィールド活用事業で予算策定時に予定していなかった販売用不動産及び収益物件の売却があったことから、売上高が想定を大幅に上回った。他の事業もおおむね予算どおり推移した。同社は15日に決算発表を行う予定。業績上振れが好感され、買いを集めている。
<ST>
3日ぶり大幅反落。足元ではシェアハウス関連融資での損失計上報道などもあったが、徐々に不透明感が解消していく動きとなっていた。ただ、本日はオーナーらの被害弁護団が同行行員との電話を録音したとする音声データを公開したと伝わっており、改めて先行き懸念が強まる状況になっている。音声データを受けて、不動産業者の不正に対する同社の関与疑惑などが高まる展開のようだ。
新日建物<8893>:500円(+51円)
大幅反発で年初来高値更新。19年3月期の営業利益予想を前期比32.4%増の15.50億円と発表している。同時に発表した18年3月期の営業利益は同40.1%増の11.71億円で着地した。デベロッパーに対する開発用地及び収益物件等の企画・販売を行う流動化事業が拡大した。また、同期の期末配当を従来予想の5.00円から10.00円(前期は5.00円)に増額している。好業績が続くことに加え、配当の倍増が好感されて値を上げている。
ケーズHD<8282>:1481円(-98円)
大幅に3日続落。前日に18年3月期決算を発表している。営業利益は308億円で前期比20.1%増と、従来予想の300億円を上回って着地した。ただ、1-3月期は前年同期比で減益となっている。一過性の経費などが重しとなったようだ。19年3月期は300億円で前期比2.5%の減益見通し。保守的な予想ともみられるが、市場予想の340億円レベルを大幅に下回る減益見通しにはネガティブな反応が先行する形となっている。
メドピア<6095>:1795円(+262円)
大幅に3日続伸。18年9月期の第2四半期累計(17年10月-18年3月)営業利益は前年同期比6.2倍の1.84億円だったと発表している。医師専用サイト「MedPeer」のコンテンツ充実やWeb講演会など新商品の拡販が奏功した。なお、オフィス統合費用として約0.27億円を特別損失として計上している。通期の営業利益予想は前期比3.0倍の2.45億円で据え置いたが、第2四半期までの進捗率は既に約75%に達している。
アイフル<8515>:388円(+24円)
大幅反発。前日に18年3月期業績の修正を発表している。営業利益は従来予想の88億円から24億円(前期比66%減)に下方修正。利息関連費用の上振れが主因となっている。ただ、実質ベースでは営業費用の下振れなどにより想定を上回ったとみられる。また、今回の利息返還損失引当金の追加繰入によって、おおむね2年分の過払い引当を確保したことになる。SMBC日興証券では過払い問題は実質収束と判断しているもよう。
さが美GHD<8201>:149円(+30円)
急伸。ベルーナ<9997>が株式公開買付け(TOB)を実施して同社の完全子会社化を目指すと発表しており、TOB価格150円にサヤ寄せする動きになっている。買付期間は5月8日から6月18日まで。TOB完了後、同社は上場廃止となる予定。TOB価格の150円は前日終値に対して約26%のプレミアムが付されている。同社もTOBに対して賛同の意を表明している。
武田薬<4502>:4558円(+98円)
もみ合い。本日、シャイアーに対して正式に買収提案すると報じられている。両経営陣は買収金額で既に折り合っており、合意する可能性が高いという。買収総額は7兆円規模で、日本企業のM&Aとしては過去最大となる。現金と新株を組み合わせてシャイアーの全株を取得するため、株式価値の大幅な希薄化が見込まれる。一方、不透明感の解消は株価にプラスとの見方もある。なお、クレディ・スイス証券では投資判断を格上げしている。
FRONTEO<2158>:929円(+21円)
3日続伸。一時956円まで上昇し、4月9日に付けた年初来高値(957円)に迫る場面があった。同社の人工知能「KIBIT」を用いたチェック業務が金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件に採択されたと発表している。三菱UFJ銀行などを参加金融機関とし、18年5月から6月末まで実験を行う予定。対象業務は、銀行での金融商品販売時の営業応接記録のチェック業務、証券での通話録音記録からの顧客の意見・申し出のチェック業務。
エンバイオHD<6092>:1950円(+75円)
3日続伸。18年3月期の営業利益を従来予想の6.72億円から7.87億円(前期は2.57億円)に引き上げている。ブラウンフィールド活用事業で予算策定時に予定していなかった販売用不動産及び収益物件の売却があったことから、売上高が想定を大幅に上回った。他の事業もおおむね予算どおり推移した。同社は15日に決算発表を行う予定。業績上振れが好感され、買いを集めている。
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