英ポンド週間見通し:もみ合いか、8月利上げ観測は後退せず
[18/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■対円レートは反転、英1-3月期GDPの上方修正などを好感
先週のポンド・円は反転。一時143円台後半まで下落したが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことや1-3月期英国内総生産確報値が前期比+0.2%に上方修正されたことから、対円でのポンド買いが活発となった。ユーロ買い・円売りの取引が週末前に拡大したことも意識されたようだ。取引レンジ:143円78銭-146円34銭。
■もみ合いか、8月利上げ観測は後退せず
今週のポンド・円はもみ合いか。直近における英中央銀行金融政策委員会(MPC)でタカ派的な見解が提示されており、8月開催のMPC会合での追加利上げ観測が浮上している。リスク回避的なポンド売りはやや縮小したが、欧州連合(EU)離脱に関する法案審議をめぐる政局リスクは、ポンド高を抑制する要因となる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・2日:6月マークイット製造業PMI(予想:54.3)
・4日:6月マークイットサービス業PMI(予想:53.9)
予想レンジ:145円50銭−147円50銭
<FA>
先週のポンド・円は反転。一時143円台後半まで下落したが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことや1-3月期英国内総生産確報値が前期比+0.2%に上方修正されたことから、対円でのポンド買いが活発となった。ユーロ買い・円売りの取引が週末前に拡大したことも意識されたようだ。取引レンジ:143円78銭-146円34銭。
■もみ合いか、8月利上げ観測は後退せず
今週のポンド・円はもみ合いか。直近における英中央銀行金融政策委員会(MPC)でタカ派的な見解が提示されており、8月開催のMPC会合での追加利上げ観測が浮上している。リスク回避的なポンド売りはやや縮小したが、欧州連合(EU)離脱に関する法案審議をめぐる政局リスクは、ポンド高を抑制する要因となる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・2日:6月マークイット製造業PMI(予想:54.3)
・4日:6月マークイットサービス業PMI(予想:53.9)
予想レンジ:145円50銭−147円50銭
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