ユーロ週間見通し:もみ合いか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
[18/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■やや強含み、EU首脳会議で移民問題合意
先週のユーロ・ドルはやや強含み。ドイツの6月IFO企業景況指数が予想と一致したことでユーロ買いが一時強まった。その後、メルケル独連立政権の崩壊懸念でユーロ売りになったが、28日に開かれた欧州連合(EU)首脳会議での移民問題合意を好感してユーロを買い戻す動きが広がった。取引レンジ:1.1527ドル-1.1720ドル。
■伸び悩みか、米国との金利差拡大観測は後退せず
今週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州連合(EU)の首脳会議で難民問題(移民政策)について合意に達したことから、ドイツ政局流動化への懸念は後退した。ただし、欧州中中央銀行(ECB)による金利引き上げ時期は来年夏以降になるとみられており、米国との金利差拡大を想定したユーロ売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。
予想レンジ:1.1550ドル−1.1750ドル
■強含み、ドイツ政局不安後退で129円台に戻す
先週のユーロ・円は強含み。ドイツの移民・難民問題をめぐりメルケル与党内で対立が表面化したことから、週前半はユーロ売りが優勢となった。しかしながら、ユーロ圏6月総合PMI速報値の上昇や、EU首脳会議で移民問題が議論され、参加国が合意したことから、、ユーロ買い・円売りの取引が活発となり、ユーロ・円は一時129円47銭まで買われる展開となった。取引レンジ:127円15銭-129円47銭。
■もみ合いか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
今週のユーロ・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)による金利引き上げ時期は来年夏以降になるとみられており、米国との金利差拡大を想定したユーロ売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは129円を挟んだ水準での取引が続く見込み。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2日:5月生産者物価指数(前年比予想+3.0%)
・3日:5月小売売上高(前月比予想+0.3%)
予想レンジ:128円00銭-130円00銭
<FA>
先週のユーロ・ドルはやや強含み。ドイツの6月IFO企業景況指数が予想と一致したことでユーロ買いが一時強まった。その後、メルケル独連立政権の崩壊懸念でユーロ売りになったが、28日に開かれた欧州連合(EU)首脳会議での移民問題合意を好感してユーロを買い戻す動きが広がった。取引レンジ:1.1527ドル-1.1720ドル。
■伸び悩みか、米国との金利差拡大観測は後退せず
今週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州連合(EU)の首脳会議で難民問題(移民政策)について合意に達したことから、ドイツ政局流動化への懸念は後退した。ただし、欧州中中央銀行(ECB)による金利引き上げ時期は来年夏以降になるとみられており、米国との金利差拡大を想定したユーロ売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。
予想レンジ:1.1550ドル−1.1750ドル
■強含み、ドイツ政局不安後退で129円台に戻す
先週のユーロ・円は強含み。ドイツの移民・難民問題をめぐりメルケル与党内で対立が表面化したことから、週前半はユーロ売りが優勢となった。しかしながら、ユーロ圏6月総合PMI速報値の上昇や、EU首脳会議で移民問題が議論され、参加国が合意したことから、、ユーロ買い・円売りの取引が活発となり、ユーロ・円は一時129円47銭まで買われる展開となった。取引レンジ:127円15銭-129円47銭。
■もみ合いか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
今週のユーロ・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)による金利引き上げ時期は来年夏以降になるとみられており、米国との金利差拡大を想定したユーロ売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは129円を挟んだ水準での取引が続く見込み。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2日:5月生産者物価指数(前年比予想+3.0%)
・3日:5月小売売上高(前月比予想+0.3%)
予想レンジ:128円00銭-130円00銭
<FA>