豪ドル週間見通し:底堅い展開か、貿易収支や小売売上高の発表に注目
[18/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■弱含み、日銀金融緩和策の修正観測広がる
先週の豪ドル・円は弱含み。4-6月期消費者物価指数(CPI)の前年比伸びは2%台に乗せたが、予想を下回ったことでやや失望感が広がり、豪ドル売りが一時強まった。中国政府は景気下支えを優先する姿勢を強めたものの、日本銀行の金融緩和策修正の思惑が広がったことで豪ドル買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:81円81銭-82円90銭。
■底堅い展開か、貿易収支や小売売上高の発表に注目
今週の豪ドル・円はやや底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は利上げを急がないとの見方が続くなか、6月貿易収支や6月小売売上高の発表が注目される。ただし、日銀金融政策決定会合(30-31日)で緩和政策の修正が発表された場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小する可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・8月2日:6月貿易収支(5月:+8.27億豪ドル)
・8月3日:6月小売売上高(5月:前月比+0.4%)
予想レンジ:81円50銭-83円50銭
<FA>
先週の豪ドル・円は弱含み。4-6月期消費者物価指数(CPI)の前年比伸びは2%台に乗せたが、予想を下回ったことでやや失望感が広がり、豪ドル売りが一時強まった。中国政府は景気下支えを優先する姿勢を強めたものの、日本銀行の金融緩和策修正の思惑が広がったことで豪ドル買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:81円81銭-82円90銭。
■底堅い展開か、貿易収支や小売売上高の発表に注目
今週の豪ドル・円はやや底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は利上げを急がないとの見方が続くなか、6月貿易収支や6月小売売上高の発表が注目される。ただし、日銀金融政策決定会合(30-31日)で緩和政策の修正が発表された場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小する可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・8月2日:6月貿易収支(5月:+8.27億豪ドル)
・8月3日:6月小売売上高(5月:前月比+0.4%)
予想レンジ:81円50銭-83円50銭
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