28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは14ドル高、NAFTA再交渉への期待高まる
[18/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウは14ドル高、NAFTA再交渉への期待高まる
米国株式相場は上昇。ダウ平均は14.38ドル高の26064.02、ナスダックは12.14ポイント高の8030.04で取引を終了した。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への楽観的な見方から、貿易摩擦懸念が後退し買いが先行。8月消費者信頼感指数が約18年ぶりの高水準となったことも好感されたが、主要株式指数が高値更新しており、警戒感から上値の重い展開となった。ナスダック総合指数とS&P500指数は、昨日に続いて最高値を更新した。セクター別では、不動産やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや電気通信サービスが下落した。
靴小売のDSW(DSW)は、決算内容が好感され、20%を超す大幅上昇。保険会社のアスペン・インシュアランス(AHL)は、投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントへの26億ドルでの売却に合意し堅調推移。宝飾品のティファニー(TIF)は、決算内容が予想を上振れ買われた。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、8-10月期の業績見通しを引き下げ、下落。食料品のキャンベルスープ(CPB)は、身売り検討計画の否定が報じられ、軟調推移となった。
ゴールドマンサックスは、先週末に開催された金融・経済シンポジウムでのパウエルFRB議長の発言を市場ほどハト派的と認識しておらず、18年度は残り2回、19年度は4回の追加利上げ見通しを据え置いた。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル強含み、米8月消費者信頼感指数は2000年10月以来の高水準
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円96銭まで下落後、111円25銭まで上昇し、111円20銭で引けた。米国の8月消費者信頼感指数は悪化予想に反して2000年10月以来で最高に達し、米国経済が一段と強まるとの期待から、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1733ドルまで上昇後、1.1691ドルまで反落し、1.1693ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いが強まった。ユーロ・円は、129円98銭から130円27銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2932ドルまで上昇後、1.2865ドルまで反落した。英国のメイ首相が「悪い合意より、合意ないほうがまし」、「合意のない離脱も成功する可能性がある」との言及を受け、合意ない離脱への警戒感を受けたポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9745フランまで下落後、0.9771フランへ反発した。
■NY原油:反落で68.53ドル、ユーロ高一服などを意識した売りが入る
NY原油先物10月限は反落(NYMEX原油10月限終値:68.53 ↓0.34)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.34ドルの68.53ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時68.21ドルまで売られた。ユーロ高・米ドル安が一服したことや、米長期金利の上昇を意識して原油先物の上値は重くなった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 31.27ドル -0.04ドル(-0.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 50.00ドル +0.11ドル(+0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)242.37ドル -0.23ドル(-0.09%)
インテル(INTC) 48.57ドル +0.22ドル(+0.46%)
アップル(AAPL) 219.70ドル +1.76ドル(+0.81%)
アルファベット(GOOG) 1231.15ドル -10.67ドル(-0.86%)
フェイスブック(FB) 176.26ドル -1.20ドル(-0.68%)
キャタピラー(CAT) 142.00ドル -0.04ドル(-0.03%)
アルコア(AA) 44.25ドル +0.38ドル(+0.87%)
ウォルマート(WMT) 96.07ドル +1.53ドル(+1.62%)
スプリント(S) 6.10ドル 0.00ドル(0.00%)
<HT>
米国株式相場は上昇。ダウ平均は14.38ドル高の26064.02、ナスダックは12.14ポイント高の8030.04で取引を終了した。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への楽観的な見方から、貿易摩擦懸念が後退し買いが先行。8月消費者信頼感指数が約18年ぶりの高水準となったことも好感されたが、主要株式指数が高値更新しており、警戒感から上値の重い展開となった。ナスダック総合指数とS&P500指数は、昨日に続いて最高値を更新した。セクター別では、不動産やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや電気通信サービスが下落した。
靴小売のDSW(DSW)は、決算内容が好感され、20%を超す大幅上昇。保険会社のアスペン・インシュアランス(AHL)は、投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントへの26億ドルでの売却に合意し堅調推移。宝飾品のティファニー(TIF)は、決算内容が予想を上振れ買われた。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、8-10月期の業績見通しを引き下げ、下落。食料品のキャンベルスープ(CPB)は、身売り検討計画の否定が報じられ、軟調推移となった。
ゴールドマンサックスは、先週末に開催された金融・経済シンポジウムでのパウエルFRB議長の発言を市場ほどハト派的と認識しておらず、18年度は残り2回、19年度は4回の追加利上げ見通しを据え置いた。
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■NY為替:ドル強含み、米8月消費者信頼感指数は2000年10月以来の高水準
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円96銭まで下落後、111円25銭まで上昇し、111円20銭で引けた。米国の8月消費者信頼感指数は悪化予想に反して2000年10月以来で最高に達し、米国経済が一段と強まるとの期待から、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1733ドルまで上昇後、1.1691ドルまで反落し、1.1693ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いが強まった。ユーロ・円は、129円98銭から130円27銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2932ドルまで上昇後、1.2865ドルまで反落した。英国のメイ首相が「悪い合意より、合意ないほうがまし」、「合意のない離脱も成功する可能性がある」との言及を受け、合意ない離脱への警戒感を受けたポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9745フランまで下落後、0.9771フランへ反発した。
■NY原油:反落で68.53ドル、ユーロ高一服などを意識した売りが入る
NY原油先物10月限は反落(NYMEX原油10月限終値:68.53 ↓0.34)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.34ドルの68.53ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時68.21ドルまで売られた。ユーロ高・米ドル安が一服したことや、米長期金利の上昇を意識して原油先物の上値は重くなった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 31.27ドル -0.04ドル(-0.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 50.00ドル +0.11ドル(+0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)242.37ドル -0.23ドル(-0.09%)
インテル(INTC) 48.57ドル +0.22ドル(+0.46%)
アップル(AAPL) 219.70ドル +1.76ドル(+0.81%)
アルファベット(GOOG) 1231.15ドル -10.67ドル(-0.86%)
フェイスブック(FB) 176.26ドル -1.20ドル(-0.68%)
キャタピラー(CAT) 142.00ドル -0.04ドル(-0.03%)
アルコア(AA) 44.25ドル +0.38ドル(+0.87%)
ウォルマート(WMT) 96.07ドル +1.53ドル(+1.62%)
スプリント(S) 6.10ドル 0.00ドル(0.00%)
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